脳が常にザワザワしていて疲れる

脳がザワザワしていると検索してもあんまり共感を持てる文章が上がってこなかったので自分で書くことにした。っていうのも、ADHDの典型的症状らしいのだ。この前初めて脳が騒がしくて疲れる感覚を知り合いと共有できてとても嬉しかった。「俺は普通じゃない」っていうと自己否定につながるけど「一般的じゃないけどこういう人は結構いるらしい」って方が気楽に生きられると思うんだ。だからどこかの誰かのために状態を言葉にしてネットに撒いておく。芽が出ればいいな。

とにかく集中できない

そんなわけで。近所のスタバでこの文章を書いている最中も、僕の脳は騒がしい。目の前の作業に集中していられるのはせいぜい1分くらいで、すぐに他に気になることが発生してそっちに意識が向いてしまう。自戒して作業に戻るも30秒後にはまた別のことに気が散り。。。頭の中に悪ガキが何人も寄生していて、結託して邪魔してくるような感じだ。そいつらを全員なだめすかしながら作業をしなくてはならない。これはとても疲れる。

もっとも最近はスマホ依存症な人が多いので観察していると僕と同じレベルでしか集中できない人が増えたように思う。せっかく勉強セットを持ってスタバに来たのに、毎分スマホをチェックして宿題が全然進んでなさそうな高校生など多く見かける。僕はケータイがなかった時代からこんな調子なんだけどもね。今はスマホを持ち歩くのをやめて耳栓がわりに常にイヤホンをして、脳に入ってくる情報を制限している。

集中力が途切れるトリガーは人それぞれのようだ。僕の場合は一番「雑音」に意識を持ってかれる。例えばこの瞬間で言えば、隣のテーブルでインド系の女児が2人チョロチョロと走り回って奇声をあげているのが鬱陶しくてしょうがない。その反対側には知らない言語を話す白人老夫婦が座っていて、どこからやってきたのか気になる。そんなことを考えていたら横の通りを21番バスがアクセルベタ踏みの轟音で通り過ぎ「なぜ3速にシフトアップしないのか」などとイライラするし、バス通りの向こうに黒塗りのリムジンが止まってるのに気付いて「中級ホテルにリムジンで来るとはチグハグだな」などと余計なことを考えている。これが僕の脳内の3秒間だ。

頭がザワザワして疲れるっていうのを少しはわかってもらえたと思う。この3秒ですでに疲れた。

昔の嫌なことを思い出す

じゃあ環境のノイズが無くなれば楽になるのかといえば残念ながらそうでもない。静かに部屋に引きこもっていると、昔のトラウマが急に頭からわいてきて「うっ」と思わず声に出る。これは特に人間関係で疲れているときに、ふと気が抜けると起こる。

いわば思い出したくないトラウマに事あるごとに襲われているわけで、実はむしろ雑音よりも精神的にヤバい。仕事の思い出したくない失敗、昔むかしに友達をさり気なく傷つけた行動、今さっきやらかした空気の読めない発言、そんなのを無意味に毎日繰り返し思い出すのだ。自己嫌悪にならない方が無理な話。僕の場合は無理して自分を合わせて参加している飲み会とかで、トイレにたったときによくトラウマに襲われる。だから複数人で会食した後は大抵自己嫌悪に疲弊する。

一方、1対1のサシ飲みだとあまりトラウマフラッシュバックが起こらないのが不思議だ。だから最近は無理やり複数人の集まりに誘おうとする人達を、失礼ながら避けてしまう。善意で誘ってくれてるのはわかるし、その気持はありがたいんだけど、もう僕は無意味に疲れるのにウンザリなんだ。

耳栓をしたりイヤホンをすると少し改善

物心ついたときからこの脳内雑音に振り回されているので、自分なりに対処法をいくつか持っている。こんな文章を書いているのも、同じようなことで苦しんでいる人が解決策を共有してくれたら、と少し期待しているフシもある。(お気軽なコメントお待ちしております)

僕のオススメはオーディオ・ブック。日本語だと言葉を処理するのが簡単すぎて余力で要らぬことを気にしてしまう。なので英語の音声を聴くようにしている。この場合、難しいビジネス書なんかじゃなくて、自分の仕事や人間関係のトラウマと結び付けないためにも、児童向けのフィクションが良い。オススメはハリーポッター。何しろ音読した音声がネットで簡単に手に入るし、英語も簡単で良い。

ぶっちゃけこれ、英語で話を追いながら他の作業するってわけで、それはそれは効率が悪いし、普通の人からしたら意味がわかんないくらい集中しづらい状況だと思う。それでも1分ごとに意識が散漫になってその都度スマホで5分も10分も無駄にするよりは、ハリポタと作業の間で集中する対象を行ったり来たりさせるほうが、よほど速くやるべきことが完成するんだ。面倒くさいよな。

なお、体調や心の余力によってザワザワの強さは変わる。全く集中できない日は、集中を維持するのにより強い刺激が必要で、僕はヘビメタを爆音でかけて仕事などしている。この場合は歌詞がわからない欧州のメタルバンドなどがオススメだ。(アルバムには英語の曲も混ざってたりするけどシャウトなのでよくわからない笑)

シンガポールに移住して脱社畜したつもりだったけど、今年に入ってから祝日は自ら進んで休日出勤している。というのも10万円のオーダーメイドイヤホ...

酒を飲むと静寂を得られる

そしてある少年の日、僕は悟ってしまった。こんな苦労をしなくても酒を飲むと脳のザワザワが一撃で静まりかえり、尋常じゃない集中力が手に入ることを。。。

これは当時、人生観を変える衝撃的な体験だった。

酩酊状態についてはあまりに書くことが多すぎるので別の記事にキチンとまとめようと思う。(集中力がなくなった)

ただひとつ、これに関して今書くべきなのは「酒を飲むと過集中しやすいので注意」ということだ。ADHDの飲酒は、酒にある程度耐性がある体質だとしても一長一短だ。明日が納期でヤバいときに酒でブーストさせれば間に合わせることができるかもしれない。でもその対価として社会的信用を失うことになる可能性を常に孕む。さらに、過集中が終わった後の疲労感でその後24時間くらい人間的な活動ができなくなるかもしれない。

こういう依存をしやすいのは僕だけじゃないと思う。一度手にした甘美な体験は心を掴んで異常な執着を目覚めさせる。これはこれでつらい。頭のザワザワと集中力に関してはアルコールで解決できることも多いけど、その代償について最初に手を出す前によく考えて覚悟する必要があると思う。

ザワザワで寝られない

ってなわけで頭のザワザワについて僕の状況をつらつらと2500字にも渡って書いてきた。ここまで読んでくれてありがとう。ぜひ、感想や生活の工夫についてコメントして欲しいと思う。よろしくお願いします。

そして、終わりまで読んでくれた人の中には一番欲しかった情報が書かれてなくてがっかりしている人もいるだろう。そう、睡眠についてだ。

寝るために布団に入ったのに要らぬことが頭を駆け巡り、気付けば1時間くらい経っているような夜については、あまりに書くことが多いので別の記事にまとめたいと思う。(集中力が途切れた)

今後とも「むしょ恥」を宜しくお願いします。

コメント

  1. うろくた☆おつま より:

    僕は本を読むのが苦手です。とくに小説が絶望的です。理由は、登場人物が勝手に新たなストーリーを頭の中で始めてしまって、本文に集中できないからです。読めたとしても、物語の世界観に飲まれてしまって、日常生活が苦しくなります。
    御酒を飲んだら集中力が増すというのは、まるで酔拳みたい。ちょっとかっこいいかも。飲みすぎ注意ね。

  2. @_1_9_ より:

    コメントありがとうございます(=^・・^=)
    なるほど。ひょっとして読み手じゃなくて書き手なのかもしれませんね。そのストーリーを文字に起こした二次創作ブログとか楽しそう。僕は常になんか読んでるので、日常に疲れたら本の世界で一時休憩するような感覚です。気軽に行けるパラレルワールドみたいな。
    お酒は…飲みすぎています。気をつけます。