頑張っても昇給しないなら、限界まで手抜きするのが合理的

米国ギャラップ社の調査によると、日本の労働市場で「熱意ある社員」は6%しかいないという。これは調査対象となった139カ国中で132位。世界的に見ても最下位クラスだ。

とはいえまぁ全世界平均でも13%程度なので、民族関係なくみんな仕事したくないってことだね。人間だもの。

僕は5年間日本で会社員をしていたんだけど、これは超絶納得の結果だ。熱意をもって成果を出しても給料にほとんど影響しない。せいぜいボーナスの査定が少し上がる程度。しかもろくに仕事せずに飲み会で上司におべっか使ってるような社員の方が査定が良かったりする。

こんな労働条件では「熱意ある社員」なんて馬鹿らしくてやってられない。頑張っても昇給しないなら、クビにならないギリギリまで手抜きするのが合理的選択だ。

なお、我らがフレンズ「やる気のない社員」は70%もいるらしい。圧倒的与党。仲良くしようぜ(=^・・^=)



日本の管理職はおべっかと下請けイジメのプロ

ギャラップ社の分析では「上司が部下の強みを活かすようなマネジメントをすべし」みたいな改善策を出していたけど、完全にナンセンスだ。おべっかと下請けイジメだけが能の中間管理職は、もともとマネジメント能力で秀でているわけじゃないのだから、何度か輪廻を周回しても性根が正されることはないだろう。公害なのでずっと昆虫の輪廻でいるべき。

よってギャラップ社が指南するような、管理職から日本の労働環境を改善することなどあり得ない。

僕は日本でもシンガポールでもヤル気ゼロのダラリーマンだ。学校でもヤル気ない生徒だったし、根が怠け者なんだと思う。そんなわけで僕はもう手遅れにしても、ヤル気に満ちた未来ある若者たちが、こんなクソみたいな日本の労働環境で情熱を失っていくのは問題だ。



労働市場の流動性を高める

開発独裁といわれるシンガポールだけど、実は東南アジアのゆるいノリでのんべんだらりんと仕事している人がたくさんいる。それでいておカネ大好きだからたまにムカつくんだよな。あ、じょーだんですよ(=^・・^=)

実際、ギャラップ社のサイトから資料を掘っていくと、シンガポールの労働市場でも「熱意ある社員」は9%しかいない。※2013年資料 ※この資料で日本は7%

そう、日本と大差ないのだ。つまりシンガポールでも「熱意ある社員」が劇的に昇給することは稀ということだ。でも、ここで行き詰まる日本とは違い、シンガポールのヤル気に満ちた人材には救いがある。シンガポールの労働市場はとても流動的なのだ。

シンガポールではそのまま会社にしがみついていくら努力したところで劇的に昇給しない。だから能力がある人は勤め先で必死に知識とノウハウとコネを築き、転職の機会を伺っている。そしてヘッドハンターと会ったり、大学の有能な先輩に引き抜かれたりして、より給料がよく野心的な会社に登っていく。

終身雇用が完膚なきまでに崩壊した日本でも「会社にしがみつくこと」は有益でないという共通認識が出来てきた。シンガポールでこれは常識で、野心のある人はウリになる実績をつくって転職することを常に考えている。

たまにこれを勘違いして些末な昇給に固執して転職を繰り返し、継続したスキルが身につかない人がいることも確かだ。だけど、ヤル気ある人がどんどん出世の階段を登れて、会社に残されたダラダラ生きたい人達も食いっぱぐれないシンガポールの労働市場はとても健全だと思う。

日本が今から労働市場の健全化をめざすなら、シンガポールの状況は大いに参考になるはずだ。

まとめ

人類たるもの3食昼寝ビールつきで働かないのが理想に決まってる。だから、希少種である「熱意ある社員」はぜひ僕の分まで頑張って世界を廻していただきたい。そのために必要なのは労働市場の流動性だ。