リスクを取る人は起業もするしタバコも吸う!?

最近日本のニュースを読んでいると、東京オリンピックを見据えて飲食店の全面禁煙を巡る議論が活発だ。僕はタバコを吸わないのだけど、この内容が気になったのでちょっと考えてみた。

日本人の喫煙率は年々下がり続け、最近では男性30%、女性10%しかタバコを吸わないらしい。ということは日本人全体ではざっくり5人に1人しかタバコを吸わないことになる。

それならば税収とか喫煙者の権利とか難しいことは置いといて、商売人として考えるなら、1人の喫煙者に配慮するより、吸わない4人にフォーカスしたほうが儲かるのではなかろうか。だから規制うんぬんを議論するまでもなく、利潤を最大化するために自発的に飲食店が全面禁煙にしないのはなんでだろう。



シンガポールにいる日本人って喫煙者多くね?

タバコに関してもうひとつ気になってるのが、シンガポール在住日本人に喫煙者が多いいということだ。僕の周りには確実に5人に1人以上の割合で喫煙者がいる。まぁ所詮は僕の体感でしかないからデータはないんだけどね。

貧困層である僕は例外として、この国に住んでいる日本人は成功者が多い。税金対策でタックスヘイブンに移住してくる人たちは極端だけど、半数以上を占める駐在員様たちも、社会的に成功している高給取りの部類に入る。こっちで就活して働いている現地採用も、就労ビザの最低給与シバリで日本の同職よりも多くもらっているのが普通だ。

そして特に、こっちで起業して景気のいい人達の喫煙率は(体感でしか無いけど)半端ない。特に酒の席では確実に半数以上が吸う。彼らに共通しているのは「リスクを取って成功を掴んでいる」ということだ。

自己資金で商売している人もいるのだろうけど、僕が知っている人たちは投資家から億単位のカネを出資してもらい、それを元手にビジネスしている。僕など小心者だから数億円の借金があったら不安に押しつぶされて血便垂れ流して死ぬだろう。

思えば喫煙も健康にとってはリスクけど、心を落ち着かせてストレスを乗り越える効果がある。

社会的リスクである借金をして、健康リスクであるタバコを吸う。こんなリスクを恐れずに実利を上げるのが、成功する人の生き方なんじゃなかろうか。



だから進まぬ全面禁煙

飲食店の経営者、官僚、国会議員、そしてバンバン外食産業にお金を落とす「良いお客さん」も、社会的成功者だから喫煙率が高いのだろう。リスクを恐れてチマチマ健康に気を使う僕のような小心者は、糖質制限だなんだと結局そんな外食しないし、高い酒をガンガン頼むこともない。

だから経営者としては、割合は少なくても金離れの良い喫煙者に来てほしいんじゃないかな。とはいえ5人に4人いる非喫煙者の「受動喫煙」がないがしろにされるのは嫌だなぁ。