シンガポール人から学んだ複数の収入源を持つ精神的余裕と自信

僕が中国・東南アジア・インドを放浪して到達したこの世の真理。それは…

中途半端に働くと不幸になる!

ってこと。

アジアは貧富の格差が激しい地域だけに、しかめっ面をして見るからに嫌々働いている人がたくさんいる。街を歩いているとそんな「理不尽」と「怠惰」が染み付いた表情に頻繁に出会う。

彼らを見ていると、生活のために嫌々する労働とは、かけがえのない時間を二束三文で換金する愚行なんだって気付く。ところが今まさに僕もそのしかめっ面をした一人として、嫌々貴重な時間を会社に売っている。

それは健康な30代の時間以外に、僕が換金できる価値を持っていないからだ。

労働の呪いを解く

賃金の伸び悩み、有名企業の倒産、格差の拡大を経て、日本のサラリーマンも遂に労働の呪いが解け始めた感がある。

「大企業に務めているから安泰」という思い込みは今や危ないオッサンの宗教となり、組織に頼らずに食ってけるよう、人材価値を高めようと行動する若者が増えたように思う。

労働の呪いが解けた結果、スキルアップに利用できない日本企業を見限って、シンガポールに流れ着く人も。

一方、東南アジアでは古来よりコレは常識で、勤務先の仕事は食べるために適当にこなしつつ、その裏で自分のビジネスを立ち上げようと努力している人の多いこと。

僕が最初に仕事をもらったシンガポール女子のホステルもそうだし、別のテニス仲間はサーバを建てて自作ゲームを公開する準備を着々と進めている。彼らも昼の仕事はキッチリ持っていて、空き時間で独立する準備をしているのだ。

東京でサラリーマンをやっていれば、人身事故で電車が止まるなんて日常茶飯事だ。 もちろん不慮の事故も多いのだろうけど、僕らは人身事故と聞...

シンガポールに来るまで起業というと「エリート+リスク+尋常じゃない努力=面倒くさい」という印象だったんだけど、ここではほんとごく普通の人が、できる範囲で自分のビジネスを持っている。

彼らから勤務先の愚痴を聞くこともあるけれど、そこに悲壮感はない。嫌ならいつでも辞める、嫌じゃなくても自分のビジネスが軌道に乗ったら辞める。そういう「会社は当座の食い扶持」と思う余裕がある。

彼らは労働の呪いとは無縁なのだ。

複数の収入源を持つ余裕と自信

最近、なにげにブログからお昼ゴハン代くらいは収益が貰えるようになって、ビジネス持ちシンガポール人の境地が少しわかってきた。

いままで10年ほどのサラリーマン生活で、おカネを貰うことには「苦労・苦痛・不健康」という代償が伴った。ところが自分の好きな文章を書いて、そこからご飯代が貰えてしまう。

これは夢中にならざるを得ない。

もちろん、現状この程度で「プロブロガー」などと気取って仕事を辞めたら、速攻路頭に迷う。それでも、複数の収入源を持つ精神的余裕の片鱗を感じる。そしてこの方向性で間違ってないという自信。

すると僕が今後何をすれば良いのかもわかる。より多くの人に読んでもらえるブログに育てることと、文章以外に好きなイラストと編み物でも収益化の方法を探ること。

シンガポール人が定時後に自分のビジネスに勤しむエネルギーはコレだったんだ。