五分五分の状況で成功だけ信じて行動を起こせる「幸せ遺伝子」を持ちたい

海外就職を大学受験のように考えてる人が多い。

まずはスキルを高めて自信を付け、安全圏の「滑り止め」を用意してから、やっと現地で就活に踏み切るような人だ。

ところが受験と違って明確な合格基準がないので、就活に安全圏はない。

僕より明らかにヤル気も能力も高い人が、何故か内定取れず、取れてもビザ申請を却下され、帰国の憂き目に遭うのを見てきた。実は面接となると自己アピールが苦手なのかもしれないし、友達にはわからない弱点があるのかもしれない。

でも往々にして就活に失敗する理由は「運」だ。

運の要素が発生すると「どうしよう沼」が湧いてくる。

「現地で自分の英語が通じなかったらどうしよう」「内定取れなかったらどうしよう」「異国の職場で上手くいかなかったらどうしよう」「持病が悪化したらどうしよう」

失敗する可能性にばかり注目して、不安を潰そうと万全の対策をするものの、運に左右されることに完璧はあり得ない。日本でいくつも資格を取ったのに、どっぷり「どうしよう沼」にハマって結局行動せずに終わる。

いくらスキルを磨いても就活しなければ海外就職はできない。準備に満足して夢を叶えないのはモッタイナイ。

幸せ遺伝子

一方、成功する可能性に一点賭けして、既にある能力だけで突破を試みる人がいる。

どうしよう沼の人に比べて別に能力が高いわけでもない。ところが確実に現地に飛んで面接を受けまくるので、すったもんだするものの、最終的に移住成功する人が多い。

恋愛でも気になる異性が視界に入ると、脊髄反射でとりあえず口説き始めるヤツいるだろう。あんな感じ。何も考えずとりあえずチャレンジして、失敗しても立ち直りがクソ早い。5秒くらい。

こういう資質を、僕は「幸せ遺伝子」と呼んでいる。

悪く言えばリスク管理能力が欠如している。でもそんな飽くなきアタックの末、久しぶり会うと美女をモノにしてたりするので侮れない。

この違いは何だろう。

実は、マジでそういう遺伝子があるらしい(。´_`。)

橘玲氏の著作「幸福の資本論」によると、脳内物質「セロトニン」の運搬能力を司る遺伝子が、性格に大きく影響しているという。ざっくり言うと、セロトニンの運搬能力が高いほどポジティブな性格なるんだけど、残念ながら日本人はこの遺伝子の働きが弱い人が多いとのこと。自殺する人が多いのが日本人の遺伝子由良とは、なんとも絶望的な話だ。

ところがこれを強みにすることも出来るらしく、その方法については本作を読まれたし。

親族が太いとポジティブ

そんなわけで「幸せ遺伝子」はガチで遺伝マターらしく、親を選ぶところから人生やり直さなきゃダメなんだと。

ツラい。

でも多民族国家シンガポールで暮らしていると、幸せ遺伝子が濃そうな、むしろ全ての遺伝子が濃そうなインド系でも、ウンザリする程めっちゃネガティブなヤツがいる。一方、日本人とそう変わらない塩基配列であろう中華系にもお気楽ハッピーな人もいる。

社会的な側面から観察すると、往々にしてお気楽ハッピーは実家が太い。

どうしよう沼にハマりそうになった時に「いざとなったらあそこに戻ろう」っていう人生のセーブポイントを持ってる人は強い。クビになっても親戚の叔父さんのビジネスを手伝えばいいや、みたいな。中華系シンガポール人でお気楽ハッピーな人はそんな感じ。

なお、僕の場合はフィリピンの裏路地で安ビール飲むと元気になれるので、実家が太くない日本の方はご参考までに。

たくさんの子供たちが自殺する日としてすっかり有名になってしまった9月1日。今年も図書館や教会の心ある人たちが、自殺しようとしている子供たちの...

ところがどこの国でも発展して先進国になると、個人主義が進み親族ネットワークが弱くなる。

しかも親族ネットワークというのは無償の愛というよりか、子孫繁栄というどこか伝統的価値観に裏打ちされているところがある。だから時に理不尽な長老の方針に従わなかったり、結婚出産して一族の繁栄に貢献しないと、冷や飯を食わされるリスクを内包する。

独り身でフラフラしてて良いわけじゃないんだな。

そんなわけで僕の周りのお気楽ハッピーな人は、挑戦的というよりより長い物に巻かれやすいおっとりグダグダな感じが多い。

貯金しよう

それを踏まえて、セロトニン運搬能力が低い我ら日本人が、リスクを恐れず可能性に一点賭けするにはどうしたらいいのか。

明確なソリューションは「貯金」である。

僕の貯金額なんてたかが知れてるけど、それでも衣食住にこだわらず不潔耐性が強いので、貯金で3年くらいは生きられる。

3年って長い。

6年前に旅人という其の実ニートをしてたけど、初期はうつ病で身体が動かず1日布団でウゥーアァーとか呻いてた人間が、1年後にはスーツ着てシンガポールで英語で面接受けるくらいに変化できた。

もはや6年前、僕はウツで日本の会社を辞めて世界を放浪していた。そしたらシンガポール人のホステルオーナーと仲良くなって、ビジネスに誘ってもらっ...

若かったとは言え27歳。

1年の自由時間はそのくらいの変化を起こせる膨大な時間だ。だから3年あれば相当変われると確信している。しばらく仕事しなくてもなんとかなるという安心感は、挑戦に失敗した時の強力なセーフティネットになり得る。しかも自分の意思で使えるお金だから気兼ねいらない。

そんなわけで「どうしよう沼」にハマりやすい人はとりあえず満足な額を貯金しよう。そして支出が少ないミニマリストになろう。

「ミニマリズム」って本来モノへの執着をなくして充実した生活をしよう!みたいなノリなのに、いつの間にか、こだわりの一品に囲まれた生活をしよう!...

達成したい情熱はある日突然湧いてくる。その時に今ある全てを捨て成功だけ信じて行動を起こすには、事前に心と資金の準備が必要。

やるしかない!今この瞬間から!