発達障害の連絡手段としてTwitterが向いている5つの理由

Twitterで失われる対人関係エネルギーをダメージ1とすると、LINEはダメージ50、メールはダメージ500、電話はダメージ1000といったところか。

厳密な会話をするのにLINEは良いし、人を説得する時は対人関係エネルギーをブーストして電話で一撃解決するのが結局ラクで早かったりする。

その後のダメージはデカいけどね。

でも何と言ってもTwitterでユルく親睦するのが心地よく、Twitterの見過ぎで自己嫌悪になりスマホを携帯するのを辞めたレベル。

中毒性がある。

現状、変人の巣窟と化しているTwitterだけど、ひとつに発達障害と相性が良すぎるのが原因だと思っている。僕は対面のコミュニケーションが苦手で、普段フラストレーションを抱えている。それだけに、まるで発達障害に最適化されたような言論空間Twitterでは、水を得た魚のように元気になる。(そして失敗する)

今日は発達障害にとってTwitterの何がそんなに心地良いのか、僕の意見をまとめる。

ワーキングメモリに丁度いい140字

ブログの読者さんとメールで文通のようなことをしていたんだけど、いつしか返信できなくなり続かなかった。

発達障害は脳のワーキングメモリが足りないという。ワーキングメモリとは、必要な情報を一時的に覚えておき、必要に応じて活用する能力。

この能力が弱いと、長文を返信するのはなかなか大変だ。

メール文通がわかりやすいんだけど、そもそも相手が送ってくれた内容を覚えておかないと返信が書けない。そしてその記憶に対して、自分がどう感じたかというモヤモヤした概念を文字起こしする。

ところが最初のお題を書き終わると、残りの内容をすっかり忘れている。だからもう一度相手のメールを読み返す。感想と自分の意見を文字にする。また全部忘れてる。読み直す。

…全部放り投げる。

こうして「下書き」に溜まっていく数字は、僕の無能さを表す指標。冗談抜きに、やるべきタスクを積みすぎるとADHDの二次障害で鬱になるので注意だ。

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ところがTwitterだと140字しか送れないし、自分も140字しか書けない。合わせて280字なら1画面に余裕で収まるし、要旨は1つかせいぜい2つだ。

これなら内容を忘れる前に返信が完了し、コミュニケーションで感じる負担は少ない。

グループで会話しにくい

LINEのグループチャットってヤツが苦手で、3人までしか脳が処理できない。

対面のグループトークでは、雑音から必要な声だけを拾えない「カクテルパーティー効果」の弱さがボトルネックになる。それに比べれば文字ベースにコミュニケーションだと若干マシにはなるものの、やっぱり3人が限界だ。

これは会話の履歴が文字で残る分、注意して発言する必要があるからだ。

前の発言と矛盾しないように。メンバーの過去の意見を蔑ろにしないように。僕は知ってるけどAさんがBさんに秘密にしている内容を口走らないように。実はBさんとCさんは仲が悪いようだな…。

そんなことが逐一気になってしまい、肝心の会話をリアルタイムで追えなくなり、いつしか通知を処理するのも面倒くさくなり、放置。

その点、Twitterではリプライする相手のアカウント名も文字数としてカウントされるので、機能上グループトークが難しい。そもそもTwitterでグループトークする文化がなく、常に1対1の関係が基本だ。

これが僕には心地良い。

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気に食わない情報を視界から消せる

僕の脳は雑念でザワザワしている。

そして「他人の意見」ってやつは雑念のトリガーになる。特に価値観が合わない意見や、政治的な公憤の類は最悪だ。

そういうのがRTで流れてくると、僕は何も考えずブロックする。1日に5人はブロックしてるね。

Twitterはこの様に気軽に気に食わない情報を視界から消して、タイムラインを綺麗に保てるのが心地良い。

InstagramやFacebookだとこうはいかない。

日常的に顔を合わせる人が多いので、おいそれとブロックできないのだ。さらに気に食わない人をこっそりミュートにしていると、実はいつの間にか結婚出産していて、リアルでばったり顔を合わせた時に非表示にしてたことがバレたり。

その結果、Twitterを除くSNSのタイムラインは視界に入れたくない顔に汚染されており、気分が悪くなるので開かない。

衆人環視下の節度

そんなわけで予め攻撃的なアカウント、過剰に政治的なアカウント、自分と価値観の合わないアカウントを数千の単位でブロックしている。

だから僕のTwitterは炎上しにくい。

たまにTweetがバズると辛辣なコメントが飛んできたりするけど、着弾する前にブロックするので被害はない。2ちゃんねる改め5ちゃんねるに比べれば、Twitterは超平和な言論空間だと思う。

これはTwitterが厳密に匿名じゃないことが大きい。

そもそも本名でやってる人も多いし、匿名でも調べればすぐ本名と勤め先くらいは割れてしまう。いわばFacebookのような衆人環視下の節度が、必要最低限にユルく働いている。

それに加え、リプライやメンションの会話は全ての参加者に筒抜けの状態になる。共通の友だちがいれば、丸ごとタイムラインに表示されることも。

こんな筒抜けの場所で他人を傷つけようとする人は相当イカれてるので迷わずブロックすれば良い。

即レスの文化がない

LINEは既読無視やら即レスを求める文化が息苦しい。

オフラインになっている時間が長いほど、人生の幸福度が上がると確信している。だからメッセージの即レス文化は幸福度を下げる社会悪だ。

実際、友達と会っているのに通知ばかり気にして、目の前の会話を止めてまでメッセージに返信し始めるような人もいる。そんな人とまた会おうとは思わない。即レス文化のせいで、周りから信頼されない人になってしまうのだ。

僕は会社でパソコンを使ってる時以外はオフラインなので、夕方以降は基本返信をしない。Twitterならそれで何ら問題が起きないし、僕が送ったリプライも忘れた頃に返信がくる。

Twitterでのコミュニケーションには安心感がある。

Twitterで気軽にメンション飛ばしてね(=^・・^=)

僕にとってTwitter上の人間関係が一番心地良い。

これは発達障害特有の弱点があっても上手に使えるように設計されているからだと感じる。またその上に積み上げられた文化も僕にピッタリ合っている。

そんなわけで長々とTwitterが発達障害に向いている理由を語りました。

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