まっすぐな一本道をスケボーで駆け抜けるのが気持ちいい!

日本では道路交通法の関係でナンバーもウィンカーもヘッドライトもないスケボーで公道を走るのはハードルが高い。

でも法律が厳しいことで有名なシンガポールはなぜかこの辺について野放しで、ナンバーもウィンカーもヘッドライトもない中華電動スクーターが歩道を爆走している状況。この危険な混沌に文句をいうことも出来るけど、それならせっかくだし同じレベルで楽しんでやろうというのが僕の生き方でありまする。

Penny Board

っていうか電動とかむしろショボい。だって電動スクーター乗ってスポーツジムとか行くんだよ。ジムまでくらい歩けや。通勤にしたって、電車に乗る前にしゃがんで折りたたむ姿は滑稽だし、手に持つと意外と重い。雨降ると詰むし、中華製なのでバッテリーが1年でヘタる。などなどただ流行っているだけで、良く考えるとイケてないポイントがたくさんあるのが電動スクーターなのである。

そこで僕は少年時代を思い出してスケボー生活をしている。これがいい運動になって気持ちいい。折りたたまなくても電車もにバスにもそのまま持ち込めるし、軽い。

使っているのはペニーボードって言うクルーザータイプのスケボー。ジャンプしたりトリックするにはちと重いけど、地面を蹴って進む乗り物として特化している。タイヤが厚くて太いので多少の凸凹やゴミなんかは乗り越えることができるから、歩道を走るのに最適。オーストラリア製。

シンガポールでPennyを買う場合、これまた中華製のニセモノをホンモノとして推してくる悪徳商店がたくさんあるので注意だ。公道を走るので事故る可能性を出来るだけ減らしたい。そういう意味で少し高くてもホンモノを買った方がいい。

シンガポールの直線並木道は天国

ボーダーにとってシンガポールの魅力といえるのが、人が全然いない真っ直ぐな並木道。計画都市だけあって真っ直ぐな道が多いシンガポール。両脇の大きな樹が木陰を作ってくれるのも良い。これをスケボーでガー!っと爆走するのがとっても爽快なんだよ。

僕はイカれているのでスケボーで通勤している。自宅から最寄り駅までスケボー、電車を降りたから会社までスケボー。途中でスタバに寄ってカフェインチャージ。これが朝のいい運動になって睡眠のリズムも整う。もちろん変人扱いだけど、スケボーなくても僕は変人なので大差はない。

持ち運びが便利なペニーボードだけど、あまり小回りが利かないのと、段差に弱い。シンガポールの道は舗装がいい加減ですぐにボコボコになる。なので公道だし気をつけないとすぐに事故るので注意が必要だ。

なお、日本の公道でスケボーに乗るのは違法っぽい。すぐに捕まることはないかもしれないけど、所持しているだけで職質されたりトラブルの元なのでオススメしない。