朝日とともに元気な朝型と、昼過ぎに起きて夕方からテンションが上がってくる夜型は、睡眠の傾向として遺伝子レベルで決まっているらしい。僕は確実に夜型なのでこれは超絶悲報だ。ほとんどのオフィスワークは全人類が朝型である前提で出勤時間が設定されている。理不尽極まりない。
とはいえこんな弱小ブログで不平を漏らしても世の中は何も変わらない。自分を朝型に合わせる方法を模索したほうがラクに幸せになれるだろう。
週末も含め、同じ時間に起きるのがコツ
「明日は土曜日だから夜更かしできる!」金曜日の開放感はたまらない。でもこれがダメな習慣だったんだな。毎朝欠かさず同じ時間に起きないと、体内時計がガバガバずれていく。体内時計は簡単にズレるくせに、元に戻すのはめっちゃ辛い。その辛さは月曜の朝にズドンとやってくる。僕の場合は身体が重くて夕方ごろまでツラいので、今までの人生で毎週月曜をドブに捨てていたことになる。もったいない。
心底疲れて長く寝たい日もある。そんな時は早く寝て同じ時間に起きれば体内時計はズレない。僕なんて内向的な人間だから、何か嫌なことがあるとズッシリ疲弊する。こんな時はもう会社から帰ったら速攻で寝ちゃう。体温が下がったほうが寝付きが良くなるので、水シャワーを軽く浴びるのがコツ。胃に食べ物が残っていると眠りの質が下がるから晩飯は食べない。
週末の夜を寝て過ごすわけで、外向的な人には正直向かない方法と思う。でも、家に引きこもって無限にやりたいことが見つかるような内向的な人は、趣味の時間を朝に移動すると幸せになれると思う。
時間に余裕のある朝を過ごす
早寝早起きの習慣を維持するには、毎朝起きるのが楽しみになるようなご褒美を用意するのがコツ。僕はコーヒーを飲みながらのんびりブログを書くのが好きなので、24時間営業のスタバに6時過ぎに到着して30分くらい有意義に過ごしてから出勤する。
朝起きて電車に揺られて会社に行くだけだと、朝起きるモチベーションがズタボロになる。それこそ三日坊主で二度寝するようになるだろう。何か家の外に出てする、二度寝以上に魅力的な「朝の楽しみ」を設定するのが良い。この習慣は週末も続ける。
朝ギリギリに起きると、心の何処かで遅刻しないか焦っている。「今日はいつもより5分遅れているな」「電車がノロノロ運転だな」みたいなことが頭の片隅に常に引っかかって、心の余裕のゲージを消耗している。早寝早起きを続けると、余裕のある朝を過ごす嬉しい副作用に気付く。ゲージが満タンなのでその日ずっと心のゆとりが持続するのだ。
睡眠リズムが整うと幸福度がビンビン上がる
華の金曜日を犠牲にしてでも早寝早起きの習慣を維持すると、幸福度が明らかに上がる。今までと同じ単調な毎日なのに風景とかが色鮮やかに見えたり、新しいことに挑戦する意欲がモリモリ湧いてくる。
僕のようにブログをやっていると、記事がドンドン溜まっていくので効果を可視化できる。書こう書こうと思うだけで手が動かなかった以前とは違って、楽しく続けられている。
向精神薬デパスから足を洗うために必要に迫られて始めた早寝早起き習慣。デパスを完全断薬できただけでなく、結果として毎日の幸福度と生産性まで上がった。花金に夜更かしできないデメリットはあるものの、内向的な人には勧めできる習慣だ。