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開発独裁と呼ばれる成長戦略で、シンガポールは建国から50年足らずで世界の先進国と肩を並べる存在になった。その徹底ぶりは教育にも及び、経済成長に寄与するビジネスや技術教育を推奨する一方、芸術や音楽といった分野は放置されてきた経緯がある。
でも最近は芸術系の学校が増えて、音楽や造形なんかを専攻している学生さんにもチラホラ出会う。その1人は4月から音楽の勉強を続けるため、日本に留学している。
先日そんなアートスクールの前で酒盛りしたんだけど、ちょっとショックな出来事があった。ゴミ箱にまだ新しい花束が無造作に捨てられていたのだ。芸術系の若者が集う場所だけに、もっと美しいものが尊重されてると思ったのだけど。
僕はカジュアルなお祝いで女性に花束をあげることが多いのだけど、そう言えばシンガポールに移住してからは日本でのように喜ばれない。街を歩いていても花屋さんは少ないしね。
もしかしてシンガポールの女性は花があまり好きじゃないのか。そんな風にTwitterに投稿したら、日本人女性だって花束をもらって必ず喜ぶわけじゃないというご意見を頂いた。
正直日本人でもそうですよ\(^o^)/ でかいし潰れる危険性あるし
— SalZucker (@nana0524) June 29, 2017
女性の5人に1人は花束をもらっても嬉しくない
マジか。日本人に関わらず女性にはとりあえず花束を贈っとけみたいな風潮は広く一般的な気がする。もれなく僕も何も考えず花束を贈ってきたわけだけど、もしかして快く思われていなかったのかもしれない。そこでTwitterにいる女性に対し、花束をもらって嬉しく思うかアンケートを行った。
女性に質問です。お祝いで友人から花束をもらったらどう感じますか?
— いく@シンガポール(33) (@_1_9_) June 29, 2017
60人以上の方から有効な回答をいただき、女性の約5人に1人は花束をもらっても嬉しくないという結果になった。
マジか。5人に1人は例外として片付けるには多い。これから花束を贈るときは花が好きそうな人かちゃんと確認する必要があるな。
取り回しの悪さがネック
たぶん、「花」そのものを生理的に受け付けないという人は少ないだろう。今回のアンケートに際して頂いたコメントによると、花束のデカさ、持ち運びの不便さ、花瓶に生けてメンテナンスする面倒くささがネックであるらしい。
もらう場所(家からの距離)と、花束の大きさによるかもしれません!私は嬉しいですけどねー!大げさにいうと、チャンギに家があって、ジュロンイーストで特大の花束をもらったらちょっと困惑するかもw
— ガリコ (@garikosingapore) June 29, 2017
花はいいんですけどね〜。花束って、もらったあとの処置に困ることが多いから、飾るのに手間がかからないUI/UXがいいなぁと、ズボラ代表として宣言しときますwww
— Suni🐬MNL/CGK/KUL (@suni) June 29, 2017
わかる。 当然女性だって面倒くさいものは面倒くさいのだ。
花束を戦略的に贈れる男になりたいね
僕くらいの理系男子になると、花瓶の水にダイソーで調達した水性インクを溶かして「おぉぉバラの維管束がどんどん着色していくぅぅぅ!吸い上げてるぅぅ!浸透圧ぅぅぅ!」などという変態的な楽しみ方もあるのだけど。
だからモテないんだな。花束を戦略的に贈れる男になりたいぜ(=^ – – ^=)
ちなみにシンガポールには、戦略的に花束を贈る具体的な方法がある。花束を贈るサービスをつかって、オフィスで働く女性にちょっとしたサプライズを演出するのだ。意中の女性の記念日にデカいバラの花束など贈って気持ちを伝えるなんて、なんとイケメン!
誕生日とかじゃないけど、喧嘩して口きかないと思ってたら突然花束が会社に送られてきて感動したことがあります。それ以来夫(当時の彼氏)は会社でも花束の人と有名になった。
— ユカリズム (@yucarhythm) June 29, 2017
これだ!これを使って僕もイケメンになる!
そういえば僕の同僚女性にもたまにこんな花束が届く。なお、花束を貰える人はたくさん貰えるし、貰えない人はひとつも貰えないので、この世の不公平なことよ。
でもね、この場合も花をもらった嬉しさよりか、自分に投資してくれる男性がいることを周りに自慢したいオーラを感じちゃって、僕はあまり印象良くないのだけどね。キアスというかなんというか。
まとめ
女性からたくさんリプもらえて嬉しかった。
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