いやー、今朝はヤバかった。
電車乗って2駅目を出たあたりで激しい便意をもよおし、次の駅で降りてトイレに駆け込んだ。ギリギリなんとか無事に間に合ったけど、冷や汗ダラダラ。
一難去ってまた一難。トイレで時間ロスしたから会社に遅刻しそうじゃないか!急いでタクシーを捕まえてオフィスに滑り込みセーフ。
そんなこんなで電車で腹痛の冷や汗と、タクシーからオフィスまでダッシュしたダブル汗でグショグショ。朝からぐったりですわ。 今日はもう充分頑張った。帰りたい。。。
「電車でウンコ漏らすとかガキかよwww」
はい、よく言われます。でもちょっと考えてみてほしい。
徹底して売れるモノしか扱わないコンビニで、なぜトランクスが売っているのか。水なしで飲める下痢止めのCMがなぜ全国放送で流れるのか。いま放送しているか知らないけど。
電車でウンコ漏らして苦しんでいる過敏性大腸炎患者は、マーケティング上無視でないレベルで存在する。一説によると日本の10人に1人は過敏性大腸炎持ちだとか。
過敏性大腸炎とは、満員電車や大切な会議中など、すぐにトイレに行けない場所で急な便意をもよおす心の病気だ。これは完全に精神的なもので、同じ時間の同じ電車でも会社が休みで自由に下車してトイレに行けるなら、お腹が痛くなることはほぼない。あと、腸が空っぽでも電車に乗ると便意をもよおし、いざトイレに駆け込んでも何も出ないこともよくある。完全に精神的な病気なのだ。
シンガポールに移住して日常のストレスが激減した今でも、たまに電車で急な下痢に悩まされる。特に朝寝坊して時間に余裕がないと、通勤電車でお腹が痛くなることが多い。
まぁ僕の過敏性大腸炎については別の記事で詳しく語るとして、今日は様々な理由で電車に乗るのが困難な人が大勢いるという話をしよう。
電車が苦手な人は大勢いる
Twitter友達のPikachoさんは、パニック障害で電車が苦手らしい。しかも病気で電車に乗れないと訴えても、周りに全然理解されないと。
原因になっている病気の種類は違えど、僕と同じじゃん!
精神的不調は外見からわからないので「気の持ちようじゃん、がんば」で片付けられてしまう。または僕のようにウンコ漏らしてバカにされる。
理不尽極まりない。
そこで、ここにメンヘラブロガーの総力を結集して、世の中には電車通勤が困難な人がたくさんいることを啓発していきたい。
「電車に乗った時にどんな症状に悩まされるのか」「症状を乗り越える工夫」「工夫した結果」みたいな体験記をそれぞれブログに書く。その記事をお互い紹介し合うことで、広く一般の人たちに苦労を知ってもらうこと、さらに同じような症状に苦しむ人たちとの情報共有を目指す。
Pikachoさん パニック障害
http://pikacho.jp/2017/09/03/post-320/
まずは記念すべき1人目。
Pikachoさんはパニック障害で電車に乗れず通学出来なくなってしまったとのこと。パニック障害は完全に電車に乗れなくなってしまうという意味で、IBSより社会的なダメージがデカいように感じた。
それでも電車に乗れないからといって行動をあきらめず、原付免許を取って動き回る姿勢に勇気をもらった。クルマの免許が手に入ったら人生の選択肢が大幅に増えそう。
こうして発作が起こった本人の視点で状況を知るのはやっぱり貴重だ。キツい体験をわざわざ思い出して文字に出来る人はそうそういないだろう。Pikachoさんの行動が世のパニック障害の人に良い影響を与えたらいいな。
Pikachoさんはパニック障害で電車に乗れない&理解されないという記事も書いておられるので、こちらも紹介します。
http://pikacho.jp/2017/06/01/post-29/
SK6さん お腹が弱い(一時期IBS診断)
二人目は僕のTwitter仲間のSK6さん。一時期IBSと診断されたこともあるらしく、基本的に朝お腹がユルい体質なのだとか。
テッパンの解決策である早寝早起きを実践し、出勤前にゆったりとトイレを済まして症状を乗り越えてらっしゃる。婚約者がいらっしゃり、彼女の指摘によりIBSが判明したとのこと。身近に体調を観察してくれる人がいると、自分では見過ごすような体調不良の芽を見つけてもらえるかもしれない。
いくさん IBS
はい、このブログの主です。前述の通り、僕は電車にのるとお腹を下す過敏性大腸炎という病気で、もう10年以上苦しんでいる。
この苦しみと具体的な対策については別の記事に詳しくまとめました。
是非ご一読を(=^・・^=)
電車が苦手なブロガーさん募集
そんなわけで、電車が苦手なブロガーさんを大募集!
原因となる病気はなんでも良いので、具体的に電車に乗るのを困難にしている症状、乗り越える工夫、体験記などを記事にしてご自分のブログで公開してください。ご連絡頂ければリンクを貼ってこの記事で紹介致します。
見えない障害(Invisible disability)は外見からわかり難いこともあり、なかなか理解してもらえない。周囲から配慮されずバカにされると、自分でも自分の症状を否定して「俺まだ大丈夫」などと我慢して、結果症状を悪化させることも。
見えない障害が配慮される社会にするため、まずは当事者から積極的に情報を発信していきましょう(=^・・^=)!