過敏性大腸炎に有効だった対策

みなさま、過敏性大腸炎という病気をご存知でしょうか。

トイレのない場所で身動きとれなくなると、精神的な原因でお腹を下す病気。最近は過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome、IBS)と呼ぶようになったっぽい。

逆に便秘になる人もいるようだけど、ここでは電車や会議中に下痢をもよおす僕の症状を前提にお話致します。

たくさん患者がいるよ

満員電車でウンコ漏らし、泣きべそかきながら駅のトイレで惨めな後始末をして、ノーパンでコンビニに入る。そこで替えのトランクスとウェットティッシュが売っていた時には、思わずレジのお兄さんをハグしたくなった。

在庫が輝いて見えるほどの感動。駅前のコンビニの神在庫に何度助けられたことか。

そんなわけで駅前のコンビニでは大抵パンツを売っている。徹底して売れる商品しか置かないコンビニでパンツが売っているということは、需要があるのだ。

僕みたいに毎朝苦しむ重傷者は稀かもだけど、ぜんぜん駅に止まらない急行電車で便意をもよおし、やっとこさ我慢してターミナル駅のトイレに駆け込んだら行列が出来ていて絶望という経験は、サラリーマンあるあるではないかと思う。

他にも水なしで飲める下痢止め薬が全国放送でMCを打っていたり、マーケティング上無視でない数で過敏性大腸炎患者がいることが予想できる。実は日本人の10人に1人は過敏性大腸炎と言われている。

ちなみにこの水なし下痢止め薬、クセモノである。

MCの映像のように、電車で便意を催してから服用しても全然効かない。それでなんとか耐え切って駅のトイレに駆け込むと、その頃になって効きはじめて全然出ない。

だから毎朝家を出るくらいのタイミングで服用しておくのが効果的なんだけど、そうやって毎日予防的に飲んでいると、超絶便秘になる。

ただ、便秘になったとしてもウンコ漏らすよりマシなので、日本のサラリーマン時代に長いことお世話になっていた。

痔になる

そんなわけで過敏性大腸炎になると、激しい下痢と軽い便秘を数日周期で繰り返す。

そりゃ痔になるよね。。。

いやー、痔もつらかったわー。結局僕は手術を選択して、親指大の腫瘍を肛門から切り取った。手術後はまさに地獄。傷口が痛いこと痛いこと。だって、粘膜を切り取って縫い合わせたところを、毎日固形のウンコが擦っていくわけよ。

あれは今まで経験したこと無いほどの痛みだった。あまりの痛さに排便が恐怖になってしまい、慢性的な便秘に陥った。最悪な時は10日以上出なかった。

それまで僕は便秘をナメてた。どこでも下痢する恐怖に比べたら、そもそも出ない方がラクに決まってると。

全宇宙の便秘持ちさん、ごめんなさい。便秘もめちゃくちゃつらかった。

腸は第二の脳と呼ばれるように、自律神経の中枢だ。なので腸内環境が便秘で悪化すると、モロにメンタルが弱る。睡眠の質も下がるし、なにより食事が美味しくない。口から入れたものが、素直に出ていかず身体に留まると思うと、食欲が削がれる。

過敏性大腸炎に効果があった対策

そんなわけで、過敏性大腸炎に散々苦しめられている僕なのだけど、もちろん座してウンコ漏らしているわけではない。様々な工夫を試しては、休職を含めると5年も日本のサラリーマン生活に耐えた。

今日は、僕が試して有効だと思った過敏性大腸炎対策について書く。

早起き

早起きは現実的な対策として一番効果があった。30分以上余裕をもって通勤すると、2回くらいトイレに寄っても遅刻しないだろう。

何回も電車を乗り換えて長距離通勤している人も、便意を催す路線や区間って決まっていると思う。その区間だけでも各駅停車に乗り換えれば、案外「発作」を回避できたりする。

早起きが苦じゃないなら、最初から各駅停車でのんびり座って行くというのもいい。時間に余裕があっていつでもトイレにいけると思うと、過敏性大腸炎の「発作」がそもそも起こりにくくなると感じた。

メインは昼ご飯

ウンコの元を断つ!これも結構効果があった。

まず朝ごはんを食べないようにする。またはちょっと早く起きて、会社に着いてから牛丼やコンビニ飯などを食べればいい。

さらに、1日のメインの食事をディナーからランチに変える。昼飯で好きなだけ食べておいて、晩飯は軽く済ますのだ。

まぁ腸が空っぽだったとしても電車に乗ればお腹痛くなるんだけどね。でも無いモノは出ないので安心感につながる。

腹巻きとホッカイロ

過敏性大腸炎でギュルギュルしているときに、お腹に触ると驚くほど冷えていることに気付く。そこで夏でもホッカイロを常備して腹巻きの下に忍ばせると良い。

ところが夏は余計に出た汗が冷房に冷やされて逆効果になることも。冬場も駅までの自転車で汗ばむので、実は冬のほうが体温調節が難しい。

そんなわけでお腹を温めるのが実際にどの程度効いていたのかは疑問が残る。

会社のそばに引っ越す

これが決定打。そもそも電車に乗らない日常。これこそが根本的かつ最終的な解決。

3.11の地震で帰宅難民になったのがキッカケで、僕はもう心底電車が嫌いになった。それで職場から徒歩圏内に引っ越して、過敏性大腸炎と根本的にサヨナラした。

僕も転勤が多かったけど、都市部には気軽に住めて気軽に出ていけるシェアハウスがそこかしこにある。地方勤務の読者さんには申し訳ないけど、東京や大阪に務めているなら、職場近隣のシェアハウスに引っ越すのはかなりオススメ。

過敏性大腸炎だったことを忘れるほど「発作」と無縁の生活が得られる。

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過敏性大腸炎サラリーマンにシンガポールは良い

結局、過敏性大腸炎は自律神経の乱れなので、精神障害の入り口的なところがある。僕はその後、不眠症→不安神経症→うつ病とコマを進めて、日本でサラリーマンを続けられなくなった。

いろいろあって今はシンガポールで働いているんだけど、この国は過敏性大腸炎持ちにとって住みやすい国だ。

過敏性大腸炎のために海外移住までする人はいないと思うけど、最後にシンガポールの通勤事情についてご紹介しよう。

通勤時間が短く各駅停車しかない

シンガポールは都市国家なので、そもそも国がちっこい。東京23区くらいの大きさしかないから、ちょっと郊外に住んだとしても通勤時間はたかが知れている。

しかもMRTと呼ばれる地下鉄は、すべて各駅停車で運行している。しかも駅、もしくは駅直結の商業施設には大抵トイレがある。

過敏性大腸炎になると、通勤経路の駅トイレに異様に詳しくなっちゃうもんだ。僕はシンガポールの駅トイレ事情に非常に満足している。

優雅にタクシー通勤が可能

我慢の限界を超えてウンコ漏らす体験をすると、もうトラウマだ。しばらく恐怖心が抜けない。とくに翌朝の絶望感はハンパない。

そういう時、シンガポールならタクシーを使える。日本でそんな優雅なことをすると普通のサラリーマンなら破産だろう。でもシンガポールのタクシーは安いので、ずっと気軽に使える。

ここで注意したいのは渋滞だ。電車がダメでタクシー乗ったら渋滞してウンコ漏らしたんじゃ目も当てられない。

国の渋滞対策でクルマの台数が厳しく制限されているシンガポール。トヨタのファミリーセダンが1000万円近くするんだけど、それでも買っちゃう金持ちがわんさかいるんだな。

そんなわけで、通勤時間帯は道が混む。タクシー通勤をするなら早起きして、優雅に会社に着いてから、誰もいないオフィスでのんびりすると良い。

治らないのだろうか

そんなわけで、僕はもう10年以上過敏性大腸炎に苦しんでいる。

もう治らないのだろうか。

たまに眠れなかったりメンタルが落ちることはあれど、うつ病や睡眠障害はそれなりに克服した手応えがある。まぁ日本で働いていたときよりは過敏性大腸炎も改善したけど、未だにやっぱり朝の電車に乗るとトイレが心配でならない。

この病気は繊細な性格の人が患いやすいという。もはや性格を変えるしかないのか。

読者の方で同じような苦しみを抱えていらっしゃる方は、お気軽にコメントください。駅トイレ情報を交換しましょうw

さらに、過敏性大腸炎を克服した方は是非コツを教えていただきたい。

よろしくお願いしますっ(=^・・^=)!

よろしければ拡散お願いします(=^・・^=)!