様々な理由で電車が苦手な人はたくさんいると啓発していくこの企画。
過敏性腸症候群だけでなく、いろいろな苦しい体験を集めることで、対策を共有したり、周りの人に存在を知ってもらうきっかけになればと思う。
今日、体験談を語っていただくのは僕のTwitter仲間であるSK6さん。
東京で働いたのちシンガポールに移住されたという、なんだか僕と似ている経歴の持ち主でいらっしゃいます。その後、現地の女性と婚約なさり、今は日本に帰国してIT系ベンチャー企業に勤務されております。うーん、後半の経歴は凄すぎて僕にとても真似できない感じです。
それではSK6さんの体験談をどうぞ(=^ェ^=)!
SK6さんの体験談
東京の会社員にとって毎日の通勤電車が苦痛なのは皆様ご存知の通りであり、お腹が弱い人にとっては常に爆弾を抱えて電車に乗り込むようなものだろう。
これは現代のホワイトカラー層の苦難の1つだ。
こんな時だけ自分が電車通勤不要の農家や町工場勤務だったら良かったのにと思ってしまう。
お腹の爆弾のアラームが鳴り出したときにあり得る選択肢は下記の通りでしょう。
(1)リスクを最小化するため次の駅で降りてトイレに直行する
(2)時間を優先して乗り換え駅まで我慢する
(3)会社まで我慢する
いずれにしても苦しみからは逃れられないが、常に(1)を選択できる時間の余裕を持って行動するべきだろう。
朝型はこういうときに強い。
そもそもそのリスク自体を小さくするには朝食を取るべきではない。ましてや朝からコーヒーや冷たい水・お茶など論外。ここは東南アジアのようにwarm waterやhot waterを摂るべきだ。
1番危険なのは前日飲みに行った翌朝だ。
そういうときはギリギリ時間に起床せずに、いつもより1時間は早く起きて自宅でトイレを済ませてから出発するか、前述の(1)を選択できる余裕を持つ。
早起きのお得さは三文どころではなくむしろ合理的なセキュリティ対策なのだ。
私は一度だけ過敏性腸症候群を患ったことがある。
その何年も後、あまりに腹痛頻度が高いので、何も知らない婚約者に過敏性腸症候群を疑われた。
その場合だと上記リスクが増し増し盛りだ。そこまで行くともう会社の近くに住んで乗車時間をミニマイズするか、毎朝6時台のガラガラ電車に乗るしかない。
トイレ事情を考慮した家選びとしては、個人的にはJRより東京メトロ沿いがオススメだ。基本的にメトロの駅は都心でも広々していて利用者の人口密度が比較的低いことが多い。
私は以前横浜市に住んでたのだが、横浜〜東京や横浜〜新宿駅のJR快速は地獄だった。凄まじく車内が混んでいるし、途中で止まる駅が品川とか渋谷とかデカいハブ駅ばかりなので、トイレの混み方がハンパじゃない。
南北線西ヶ原駅とか本駒込駅とか「一体誰がこの駅使うの」って感じのガラガラな駅のトイレが駆け込み寺なのだ。ありがとう本駒込。
基本的な考え方としては「遅刻しない」より「漏らさい」ことをファーストプライオリティにすべきだ。
上司も人間である。トイレに行くことで少々遅刻することになってもキチンと始業前に電話して「腹痛で途中下車して遅刻する」と切実なトーンでお詫びすれば許してくれるだろう。
婚約者の視点が新しい
貴重な体験談をいただきどうもありがとうございました。
僕は高校卒業して以来一人暮らしなので、婚約者の客観的な視点があるのが新しかったです。そばで見ていてくれる人の視点って、自分では気付かない不調の芽を見つけてくれたりします。
それにしても生々しい体験談で、当時の自分を思い出してお腹が痛くなってきました。。。
そうですよね、快速とか全然止まらない電車に耐えたとしても、駅トイレの行列を見たときの絶望感。僕は改札を出て近くのパチンコ屋に駆け込んでおりました。消防署に駆け込んだこともあります。結構駆け込む人が多いのか、慣れた感じでトイレを貸してくれました。
様々な理由で電車が苦手な人はたくさんいると啓発していくこの企画。過敏性腸症候群だけでなく、いろいろな苦しい体験を集めることで、対策を共有したり、周りの人に存在を知ってもらうきっかけになればと思う。
ご自分の体験をこのブログに載せても良いと言う方は、ぜひメッセージをください。お待ちしております。