【発達キッチン】スペイン人に怒られそうなアヒージョ風スープ

偏食家が多いといわれる発達障害。

偏食の原因は、その臭いと味だけではない。見た目の形状、食感や、咀嚼するときの音で嫌いになってしまう場合もある。

僕の場合、得体の知れない液体が混ざっているソースがダメ。とんかつソース、マヨネーズ、マスタード、ケチャップ…。もうこれだけでかなりの食べ物がNGになってしまう。シンガポールではラージャオと呼ばれる唐辛子を漬け込んだ醤油やお酢が、なんにでも付いてきて不快だ。アレのせいで全てが台無しになる。

同じ理由で得体の知れない固形物が混ざってる系料理も嫌いだ。ちらし寿司とか和え物みたいなやつね。好き好んでは絶対に食べない。

小麦粉に唾液をもってかれる感覚がダメ。クッキーとか粉モノ料理も、食べられるけど不快感が残る。

逆にコリコリ・プリプリした食感が大好き。

例えばお節料理のカズノコ。特に特徴的な味はしないにも関わらず、正月にはあの触感を楽しみにしている。そういえばもう何年も食べてないな。。。

他にも、キクラゲ、鶏の砂肝、新鮮なイカ、寒天ゼリーみたいな、食感に訴えかけてくる食材が好きだ。

そしてなんといっても大好きなのが「むきエビ」。

今日は、酔っ払って全てがめんどい時でもすぐできるおつまみ料理、アヒージョ風スープをご紹介。なお、スペイン人に全力で殴られそうなのでアヒージョ「風」としておきます。

ちなみに本物のAjilloも一番好きなタパス。

スペイン人に怒られそうなアヒージョ風スープ

今回はクソ簡単なのでビールを開けなくても出来るかも(=^・・^=)

さてまずは次の材料を大きめのカップに投入しよう。

ごま油…ドバドバ
岩塩…サラサラ
粗挽きコショウ…サラサラ

わかりやすくて良いだろう(=^・・^=)

なぜアヒージョを謳っているのにオリーブオイルじゃないのか。それは僕がごま油の方が好きだからだ。

そして薄切りにしたニンニクを投入して1分レンチン。

またコレかよ!

そう、僕はごま油とニンニクのハーモニーが大好きなの。一度大好きになると、同じものを永遠に食べ続ける。この特性は長い海外を生き抜く強みなのだぞ。

嫌いな食べ物が多い偏食家は実は海外生活に強い

ここに冷凍のむきエビを入るだけぶっ込む。どうせレンチンすれば縮まるのと、スープが出て来るので大量に入れるべし。ちなみに業務用スーパーの冷凍むきエビなので、この量いれても1回あたり250円くらい。

ラップをして4分レンチンしたのがこちら。電子レンジは加熱にムラがあって上の方はなかなか解凍されない。そこで2分温めたところで一回撹拌して、更に2分加熱する。するといい感じにエビからエキスが出て、ニンニクとごま油と馴染んでスープになる。

完成(=^・・^=)!

見よ!このてんこ盛りのプリプリエビを!

これを奥歯でブリブリと噛むのがたまらなく快感。ビールが進むというもの。

え?

こんなのアヒージョじゃない?

痛風になりそう?

うるさーーい!気になった人だけ作ればいいさ。ふんっ!