足りない自己肯定感は努力で人生を変えて満たす

小学校からの昔馴染みが結婚した時、式に出られなかったことを今だに後悔している。

もう10年前になるけど、僕は当時うつ病で人生のどん底にいた。

自己肯定感が壊滅している時に、他人の幸せを心から祝福することは出来ない。自分に自信がないと、他人と無意味に比較して嫉妬したり、オドオドしたり、何気ない会話でもバカにされたと被害妄想に陥る。

式の招待を受けた時も、順調に人生のコマを進める昔馴染みに「妬ましい」という感情が最初に浮かび上がって来た。そんな汚い自分に失望し、素直に祝福できないヤツは式に出席すべきじゃないと判断したのだ。

そこから10年。本当に色々あった。

幸いなことに、今でもその友人とは帰国の度にケーキを食べる仲。子供を授かり家も買い、さらに人生のコマを進めまくっている。時々このブログも読んでくれているようだ。

今ならそんな友人の幸せを、心の底から祝福できる。

相変わらず僕の自己肯定感は低いままだけど、「自分とは何者なのか」というアイデンティティをしっかり持つことで、また世の中と繋がれるようになった。

今日はメンタルの土台であるアイデンティティについて書く。

自己肯定感は遺伝子で決まっている!?

自己肯定感とは「自分を肯定してどんな自分も受け入れている状態」という。そのためには「いいところも悪いところも認めて、自分がかけがえのない存在と思えること」が大切だと。

確かに根拠なく「自分には価値がある」と確信できれば、堂々と人間関係を築けるだろうし、仕事にも自信を持って取り組めるに違いない。

でも…そんなの無理じゃね(=^・・^;=)?

僕は自己肯定感は遺伝子で生得的に決まっていると確信している。

例えば自己肯定感のカタマリみたいな人ばかりの国がある。

インドとかね。

間違っていても自分の意見を堂々と主張する。失敗しても自分のせいに感じない。将来の不安より今の充実。俺が1番。インドが地球最高。俺の街がインドの中心。

これマジよ。

インド東部、コルカタ郊外の街で道に迷って、言葉が通じないので道行くオッサンにホテルまでの地図を描いてもらった。そしたら「まずコレがインドな」って大きくマルを描き始め「そいでコレが俺の街」ってマルのド真ん中に点を打った。

あのー、ここから半径500mにあるハズのホテルに行きたいんだけど…。

僕はこれを幸せ遺伝子と呼んでいる。

五分五分の状況で成功だけ信じて行動を起こせる「幸せ遺伝子」を持ちたい

実際、精神の安定に関わる脳内物質セロトニンの働きは、遺伝子で決まることが解明されている。ハッピーケミカルと呼ばれるセロトニン。橘玲氏の「幸福の資本論」によると、残念ながら日本人はこの遺伝子の働きが弱い人が多いとのこと。

更に、男性ホルモンが高い人も根拠なく自信が湧いてくると言われる。

男性ホルモンが多いとハゲる副作用があるものの、ビジネスで成功するためには筋トレしてテストステロン値を上げるのが成功への近道とされる。

実際、日本一お金持ちの彼も、ゴールドマン・サックスの経営陣も、そう言えばみんなツルツルだよね…(=^・・^;=)

「ハゲにウツ無し」という失礼な言い方もあるよう。

1つのアイデンティティに固執しない

ハッピーケミカルが足りない遺伝子である以上、具体的な行動で足りない自己肯定感を補っていく他ない。

これは厳しいイバラの道だ。

高校生からずっと独学で勉強して「プログラミングが得意な自分」というアイデンティティで生きてきた。大学のころはゲームプログラマとして働いていたし、商用ソフトウェアで実績があったので就活もスムーズに進んだ。

ところが社会に出て、途端にコケた。

自分の好きなプログラムを自分の好きなように書く能力と、お客様の望むプログラムを大勢で協力して組み上げる能力は、全く違うスキルだった。

僕の一番の失敗は、自分に向いていないと早期に気付いたにも関わらず「プログラミングが得意な自分」というアイデンティティに固執したことだ。

まるで仕事で失敗することを、僕自身の価値が傷つくように思っていた。それで仕事を辞めるのが恐ろしく、ウツを拗らせるまでに状況を悪化させた。

おカネの心配ももちろんあった。でも、仕事を辞めたら自分の価値が無に帰すような恐怖感が、退職しろという理性を抑えつけていた。

これが、1つのアイデンティティに固執する危険だ。

僕が僕であるための努力

その後、プログラミングが得意なアイデンティティは捨てざるを得ず、自然と「FXで食いつなぐ旅人」に変わった。

ところがしばらくするとアベノミクスが一段落して、ドル円ロングで簡単に稼げなくなちゃった。そこでFXから足を洗い、シンガポールで社会復帰して「海外就職したウツ上がり」に。

今は「発達障害ブロガー」としてのアイデンティティを確立しようと努力している。

目標に挫折したらスパッと捨てて、別の道を探す。目標を達成したら次をさっさと見つけて、また違う方向で努力を始める。

結局、数年後に達成したい目標に向かって、がむしゃらに努力している時が一番幸福を感じられるんだ。

自己肯定感を遺伝子で満たせないなら「僕が僕であるための努力」をし続けることで自信を維持するしかない。

イバラの道を傷らだけで進もう(=^・・^=)!