安価な雑貨は意識の雑音を増やすので買ってはいけない

無印良品とユニクロとダイソーのコンセプトをパクったと話題になった「メイソウ」。

ダイソーよりは高く、無印良品よりは安い。そんな価格帯の雑貨がカジュアルに並ぶ。開店当初は大陸のバッタモン屋って感じだったけど、最近は本家を凌ぐクオリティの商品も見かける。

ってゆうか、今や「メイソウ」がオリジナル。

メイソウを丸ごとパクったカジュアル雑貨がアジアで爆増していて、その勢いたるや最早メイソウが哀れなくらい。

まずはシンガポールでチラホラ見かける「KIODA」。

韓国語が書いてあるけどトリリンガルのJessicaさん曰くイマイチ意味不明らしく、韓国は一切関係ないのだろう。

「キミカワイイネ」シンガポールの文化の話。
ブギスをぷらぷら歩いていて見つけたこちらのお店。KIODA  너귀엽다International Korean Concept Store…ツッコミどころが多すぎる。結局インターナショナルなのか韓国なのか、気持ちを決められないまま開業してし

メイソウが「日本人社長の日本企業とされているノリ。店に雰囲気や品揃えまで、メイソウが本当によく再現されている。

同じくシンガポールの郊外で見かけるのが「XIMI VALU」。これも韓国は関係なさそうだし、品揃えも似たか寄ったか。


ロゴが無ければ店内だけみてもどのブランドの店かわからない。

僕はこれらカジュアル雑貨屋をメイソウ亜種と呼んでいる。

アメリカのゴールドラッシュで一番儲かったのはツルハシ屋という。これらのカジュアル雑貨って、蓋を開ければベトナムか中国あたりの同じ工場がOEM製造してるんじゃないかと勘ぐっている。



メイソウ亜種の進化論

メイソウの丸コピ市場が飽和してしまったのか、最近はプラスアルファのコンセプトをさらに積み(パクり)増した「新ブランド」が派生。メイソウ亜種も多様化の時代に突入している。

いわばカジュアル雑貨店の進化論だ。

例えばこれはMeijiとMorinagaのロゴをほのかに感じる、安売りお菓子に特化したカジュアル雑貨屋「Mijyi」。

この店には中国や韓国、タイやベトナム、その他文字が読めないいろんな国のお菓子が揃っていて、これはこれで面白い。

一見普通にお菓子屋さんに見えるけれど、奥に行くと唐突にお約束の雑貨たちが並んでいる。そこに雑貨いるか??

もう潔くお菓子だけに特化すれば良いと思うの。

そして迫り来る「メイソウ亜種」の勢いは、僕が今いるベトナムはホーチミン市にも到来。

これはメイソウのコンセプトにLINEのキャラ的なものを積み(パクり)増した「Mini Good」。

子供向けのおもちゃが充実していて、どことなくIKEAっぽいデザイン。普通におもちゃ屋さんに見えるんだけど、奥に入るとお約束の雑貨たちが並んでいる。

おもちゃだけに割り切れないところがコピー店の域を出ない。

後発が小回りの効くスピード感でオリジナルを制す時代。カジュアル雑貨の「パイオニア」メイソウはクオリティを追求することでコピービジネスに対抗しようとしてるという。



発達障害に安い雑貨は「毒」

こうした雑貨は見ていて楽しいし、実用的で使いやすいものも多い。何より安いので気軽に手に入れられる。

しかし、ワーキングメモリが少ない発達障害にこうした安い雑貨は「毒」だ。特に部屋が片付けられないADHD的な人には尚更。僕みたいに持ち物の多くが床に散乱している汚部屋の住人であっても、本当は整理整頓された部屋できちんと暮らしたいと思っている。でもそれは簡単じゃない。

「使ったら元の場所に戻しなさい」

高校を卒業して実家を出るまで6000億回くらい怒られたもんだけど、出来ないもんは出来ないんだ。

片付けられない僕は神聖なるゴミ屋敷に住んでいる
ここ2年余りで半分以上の人が去ったシンガポールの僕の職場。依頼退職からの補充なしというケースが多いものの、いわゆるレイオフという突然の解雇も...

片付けられない僕の脳はこうなっている。

まずワーキングメモリーが足りないので、1度に1つのことしか出来ない。しかも集中力に乏しく移り気が激しい。だから使い終わった時点でもうソレは眼中になく、そこら辺にポイされる。そして次に手に取ったモノも3分後にポイ。

こうして僕の手の届く範囲の床にはガラクタの山が形成される。

しばらくすると山に埋もれて身動き取れなくなってしまうので、まだスペースのある床に移動する。そしてそこにもガラクタの山をこしらえて、食べカスや脱ぎ捨てた服、レシートやお釣りがごっちゃに散らかる「終処分場」が完成する。

たとえ「使ったら元の場所に戻しなさい」が出来たとしても、発達障害に不要不急の雑貨は毒だ。身の回りにモノが増えると、モノを収納するモノが必要になる。モノはモノを呼び、管理する労力も増える。

この労力を無視することはできない。

「ノリで買ったあのギター全然練習してねぇな…」「あいつに借りた本まだ返してないけどどこやったっけ」「ヤバい!ケータイ料金の振込用紙捨てたかもしんない」

僕の脳は雑念で常にザワザワしている。例え出かけている時だってこんなモノの管理にまつわる雑念に支配され、グッタリ疲れ果てる。

モノ、仕事、人間関係でミニマリストになる
「ミニマリズム」って本来モノへの執着をなくして充実した生活をしよう!みたいなノリなのに、いつの間にか、こだわりの一品に囲まれた生活をしよう!...

発達障害こそミニマリストになる効果がデカい。

自分の小さなワーキングメモリーに合わせて持ち物も少なくすれば心の負担が減るのだ。そのためには不要不急の買い物をしないのが効果的。特に安い雑貨は見た目やノリで手に取りやすいので、僕は店を冷やかすだけで買わないようにしている。