明日もグダグダ仕事するために今日グダグダ仕事する

朝イチで人事部から電話がかかってきてビックリした。警察から電話きたようなもんだ。絶対に良い知らせじゃない。とうとう僕も年貢の納め時か(=^・・^;=)

「病欠に必要な書類が提出されていません」

ああ、なんだそんなことか。僕の勤め先は風邪で休むのにも診断書が必要なんだけど、逆に診断書さえ調達出来ればどんな理由でも休めるので重宝している。

すっかり忘れてた。そういやこの前Gパンを洗ったとき洗濯物が紙クズだらけになったんだよね。今思えばあれがその書類だったんだろう。誠に遺憾だ。

「あ”ぁ↑↑?」

出た(=^・・^=)!

シンガポールなまり英語「シングリッシュ」に特有のカツアゲ君。特に攻撃的なニュアンスは無く「えっ!?」くらいの意味なんだけど、イントネーションは不良に絡まれた時のアレそのものだ。

それから不穏な沈黙が約1秒。

「アイヨォ…。オッケーら。バイバイ!」

ガシャガシャ、ガッシャーン!!と盛大に受話器を叩きつける音がして人事のおっさんとの電話は無事終わった。

グダグダは世界を救う

良かった、事なきを得た(=^・・^;=)

この人事部のおっさんはグダグダで有名な人だ。

仕事が遅いし不正確。例えばウチの部署でも極稀に残業が発生するんだけど、所定の残業代が期日までに振り込まれていなかったり金額が違ったり。しょうがないので残業したら翌日その分早上がり出来るルールを勝手に作って人事部を通すのを止めたほど。

今回だって僕のようなウッカリ社員が診断書を失くすと、本来なら人事部が保険会社に照会して本当に通院歴があるか確認する必要がある。おっさんの前任者はそうしていた。僕はいままで診断書の半分を紛失してきたので間違いない。

だから電話の不穏な1秒間の沈黙は「コイツ面倒くせぇな、まぁいいや、書類があることにしちゃえ」って考えてたんだと思う。グダグダ遺伝子を共有する僕ならそうするね。

そんなわけで真面目に働いている上司や同僚はおっさんに慢性的にキレてるんだけど、結果的に彼のおかげで助かった僕としてはこういうグダグダな人がありがたい。

だってそうだろう。

全員がキッチリカッチリ働いていたら僕みたいなのが労働市場に入り込む余地がない。それどころか真面目に働く弊害は真面目に働いている人自身にも降り掛かってくる。これは過労死と過労自殺にまみれた日本の労働環境を見れば明らかだ。

我らグダグダ人材は労働環境のクッション材。僕やおっさんみたいなのが一定数混じっているおかげで今日の世界平和が保たれている。もっと大切にされて然るべきだ。

そこ!真面目に言っているのですよ(=^・・^#=)

明日グダグダするために今日グダグダする

サスペンス小説にはたいてい懐に辞表を温めているハードボイルドな刑事が登場するものだ。事件の解決こそが最優先。そのためには多少の法律を犯すこともいとわない。もちろんその責任は自分で取る。そんな仕事の鬼である。

まぁこの前置きの後で申し訳ないけど、グダグダな僕も僕なりにいつでもクビになる覚悟で働いている。グダグダ働く責任は自分で取る。昇給や昇進など望まないし、業績不良で明日レイオフされても一切文句はない。

僕は頑張っても結局キッチリカッチリすることが出来なかった。書類は失くすし納期を守れないし業務指示は忘れる。それでも諦めずに出来ないことをしようとして、望遠鏡を覗き込んだからウツになっちゃった。

それ以来「一生懸命」を止めた。

社内で出世したいなら昇進目指してバリバリ働けば良い。でもダラダラとしか生きられないなら、中途半端な見栄や頑張りは一切捨ててひたすらグダグダと人生低空飛行に徹すればいい。

毎日無気力に社内でグダグダしていると、誰も僕に期待しなくなる。そうすると失敗できないような重要な仕事をしなくて済むポジションを得られる。明日もグダグダ仕事するために、今日グダグダ仕事するわけだ。

さらにグダグダしていると同じようにグダグダな仲間がワラワラと周りに集まってくる。言わば惰性ギルド。ギルドのメンバーを社内に増やして自分の労働環境をどんどんユルくしていくわけだ。

人生楽しくなってきた!

僕はこれからも徹底してグダグダ人生を極めていく所存だ。

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