海外に興味があるならとりあえず工学部どうっすか?

「ヤル気と情熱だけは負けません!」

なかなかびっくりしたよね。新手の宗教儀式かと思いきや、新卒採用のグループ面接である。

真冬の企業説明会に「平服でお越し下さい」などと書いてあるものだから、会場前に路駐してライダースーツで会場に乗り込んだら受付のお姉さんに止められた。

「皆さん常識的な服装でいらっしゃっておりますから」

確かに僕以外みんな下水のドブネズミみたいなリクルートスーツを着ている。しかもご丁寧にエントランスをくぐる前にコートを脱いで腕にかけ、一礼してから入場するという徹底ぶり。

こわっ!怪しい宗教施設に来てしまった(=^・・^;=)

ってか立派な「スーツ」であるライダースーツがダメなら、そもそも平服でお越しくださいとか書くんじゃねーよ。どうせ言語化されない不文律「常識」を身につけた、奴隷気質なヤツしか採らないつもりだろう。何たる不条理。そんなゴミクソ企業などこっちから願い下げだぜ。

バルス(=^・・^#=)!

ところがいざ面接までこぎつければ、リクルートスーツを着た就活兵たちのアピールポイントは「頑張ります」程度のもんだ。

具体的に何もできないらしい。

だから運動部で活躍した実績を例に出して「気合」をアピールするものの、ここは大手メーカーの採用面接。3年間アメフトに打ち込んだ経験は残念ながらあまり役に立たないだろう。

しかもあの彼は日大だった気がする(=^・・^;=)

何か出来る人材として世に出る

白人キリスト教先進国では、神学部を備えていないと総合大学「University」を名乗れないと言う。それでも世界的に大学はもはやアカデミックな場所ではなく、事実上の職業訓練校だ。

そんな中、僕は工学部を出て良かったと思っている。

工学部は実学主義であり、最初から換金可能な技術を学ぶところだ。だから普通にやっていれば具体的に何か出来る人になって卒業することになる。

あと数学や物理をミッチリやらされたのも今となっては有難い。

囲碁や将棋のトッププレーヤーが人工知能に後塵を拝し、文系エリート職である銀行や行政機関がブロックチェーン技術に置き換えられようとしている。公文書改ざんやマネーロンダリングによって、人間より機械にやらせたほうが正確公平であることが証明されてしまった。

この流れはもう止められないだろう。

でもその手のプログラムは数学を知らなければ理解できない。数学にアレルギーがあると、次の時代を支える技術がブラックボックスになってしまうのだ。

人工知能がわからないと自分の仕事が機械に食われるの指をくわえて見ているしかない。

そういう意味で僕が若い時にみっちり理数系の後やらされてきて良かったと思っている。最近興味を持ってディープランニングの技術書を開いた時、とても難しいけれど冷静にページをめくれば何とか理解できるし、自分のコンピュータで実際に動かすこともできるからだ。

あと発達障害的な視点で語るなら、理数系の勉強には過集中を活かしやすいのも良い。

そんなわけで、なにかしら換金可能な技術を身に付けて卒業できるのは、工学部の最大のメリットだ。

モテないけど海外就職に有利

最近とても若い読者を獲得したからこんな進路相談みたいなことを書いているんだけど。でも未来ある若い読者には工学部のデメリットもしっかり伝えないといけない。

工学部は男ばっかだ(=^・・^;=)

マジで、工学部は男ばっかだ(=^・・^;=)

僕など比較的女子が多いと言われる化学系の学科を出たにもかかわらず、もうね、ほぼ男子だった。誤差を四捨五入すれば全員男子。もし中高一貫の男子校から工学部に入っちゃって、そんな状況でさらに4年間も過ごすなど目も当てられない。

見た目はもうどうしょうもないとして、モテ要素の大切な一角を占めるのが「会話力」である。

女子独特のオチのない話に適切な相槌を打つべきタイミング。ただ悩みを聞いてほしいだけなのか、解決策を一緒に考えて欲しいのか見極めるポイント。自分の考えの大演説にならないよう、手短に発言を収める話し方。

残念ながら工学部に行くと女子と話すチャンスが圧倒的に少なくなる。

サークルやバイトで自然に女子に話しかけられる人は別にいい。大学に入るまでの人生で、もうすでに「会話力」を身に付けているのだから。

でもなかなかそんな積極的になれないものだ。だからこそ実習で一緒になったり授業でグループを作った時など、半強制的に女子と関わる機会が会話の練習としてとても大切。

ところが工学部に行くとそんなチャンスに恵まれず、女子独特の会話に自然に溶け込む練習が充分に出来ない。そのまま話し下手な状態で社会に放り出されることになりかねない工学部はヤバい(=^・・^;=)

でも手に職があることを証明しやすいEngineeringの学歴は、海外に出るときに有利だ。

特に移民の条件にポイント制を採用している国は、工学系のエンジニアであれば点数が高く出るようになっている。自国民のエリート層から仕事を奪う文系職と違い、手を動かして価値を生み出す理系職は国力に直結するからだ。

だから具体的な夢はないけれど海外に興味がある若者は、工学部に入った上で英語を頑張るのが日本でできる有効なリスク対策だと思う。

若い読者のみなさん、工学部どうっすか(=^・・^=)?

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