不眠症で旅行に出かけるのが不安なら睡眠薬でサクッと解決

こういうブログをやっているからか、僕の周りには睡眠に問題を抱えているちょっと病み気味の人がチラホラいる。もうこのストレス社会でグッスリ寝られている人ってむしろ少ないんじゃないかって思うほど。ちなみに日本睡眠学会によると、不眠症の定義は以下の通り。

  • 以前より寝付くのに2時間以上かかる(入眠障害)
  • 夜中に2回以上目が覚める(中間覚醒、途中覚醒)
  • 以前より2時間以上早く目が覚める(早朝覚醒)
  • 起床時にぐっすり寝たと思えない(熟眠障害)

この4つのどれかが週に2回以上起こり、苦痛を感じたり生活や仕事に支障をきたす状態が1ヶ月以上続いている場合は医師により不眠症と診断される可能性がある。っていうんだけど、この定義ってマジ厳しいよね。週に2回満足に寝られないだけで不眠症なら、これにひっかからないくらい毎日グッスリ寝られている人っていったいどれだけいるのだろうか…。

月曜日の朝にオフィスを見回してスッキリ出社している人なんて数えるほどだもんね。水曜日くらいからようやくエンジンがかかってきて、金曜日に燃え尽きて土日はほとんど寝ているような人生はサラリーマンなら普通であろう。

というわけで「最近あんま寝られないな」と感じている人は相当数いるはずなのに、専門医にかかり治療している人はまだまだ少ない。その原因は「ただの寝不足」に対してメンタル系の病気であると診断が下ることを恐れているからじゃないかと僕は考えている。そんな人がよく言うのが次の3つ。

  • 寝られない → 今夜は頑張る
  • 寝られない → それなりには寝られてる
  • 寝られない → 昼寝すれば大丈夫

こんな感じで自分の体調に向き合わず医者の治療から逃げる人も、その言い訳が通用しなくなるのが出張や旅行みたいな外泊の時である。

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不眠で行動を制限しない

旅行ってマジ寝られないよね。そもそも自宅でさえ寝られないのに慣れない環境で寝られる訳がないんだ。

僕は今この文章を箱根温泉で書いているんだけど、今夜も全然寝られる気がしない。安眠に必要なお気に入りのタオルケットとブタさんのぬいぐるみを置いてきてしまった上に、僕みたいに身体が火照って眠れない人にとって温泉で体温が上がってホテルの全館暖房でいつまでも涼しくならない環境は睡眠にとって最悪だ。

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じゃあ箱根に行くなよって話なんだけど、睡眠さえ解決すれば日本の温泉や温泉街の雰囲気は大好きなんだ(=^・・^=)♬

今回は1泊だから良いけど、でもこれが例えば海外旅行に誘われたり数日に渡る出張が決まった時、睡眠に問題を抱えているとかなり不安になる。普段の生活では「それなりには寝られている」とか自分を納得させることが出来ても、昼寝や週末の寝溜めで帳尻をあわせることが難しい出先では何日耐えられるか読めないからだ。

睡眠に問題を抱えていると、そんな風に次第に遠出が億劫になり週末も引きこもりがちになる。僕が不眠症と向き合っていなかった時代なら、今回の箱根だって行かなかったろう。

こんな風に寝不足や夜寝られない不安のせいで昼間の行動が制限されてきたらヤバい。僕の場合、そこから強迫神経症が出て短時間の外出も出来なくなり、うつ病診断されるまで1年もかからなかった。

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だけど今の僕は違う。

ちゃんと自分の睡眠の問題と向き合って、普段と違う環境で寝る必要がある時は躊躇なくクスリに頼る。服用するのは毎度お馴染みの精神安定剤デパス。デパスの0.5mg錠を半分に割って飲んでから床に入って、15分くらいで効きを感じない時は残りの半分も投入。常用していない場合、僕は大抵これで意識の覚醒レベルが下がるのを明らかに感じ、そしたら数回ゆっくりと深呼吸すると入眠できる。途中覚醒することはあれど5分以内に再入眠できて、基本的に世界中どこで寝ても翌朝はスッキリ満足できる。

不眠症で行動を制限されるのはうつ病の入り口だった。だからクスリに頼ってでもルーチンで寝られるように工夫して、僕は旅行を楽しむことにしている。

コーヒーで睡眠薬を抜く

お早うございます(=^・・^=)♬

ただ問題は効き目が翌朝に残るんだよね。

睡眠薬ってのは肝臓で分解されたり尿として排出されるらしいんだけど、寝ている7時間やそこらで完全に身体から無くなるわけじゃない。この早さは服用としているクスリの半減期によるんだけど、デパスの場合は6時間程度。つまり朝までグッスリ寝ても半分くらいがまだ血中に残っている計算になる。

ちゃんと医者に処方された睡眠薬を飲んでいた時でさえ、仕事のストレスがあっても寝られるようになっているのか遊びの旅行では効きすぎる感があった。さらに現在は医者を通さず独自入手したインドジェネリックのデパスを勝手に飲んでいる関係で、服用量の加減がさらに難しい。だから朝相方に起こされると、モヤっとして夢の世界に意識の半分を置いてきてしまったようだった。寝不足の最悪状態よりははるかにマシとしても、冴え渡るような頭の働きもしてくれない。

とりあえずこの状態でクルマの運転は出来ない。責任が伴うような行動は絶対に止めるべきだ。あとスポーツ、特にスキューバダイビングは非常に危なかったな。

そんな旅先で睡眠薬に頼ったモヤっとした翌朝は、僕は珈琲と水をガブ飲みのして身体の水分を入れ替える。そうするとお通じも良くなるので吸収されず腸内に残っているクスリも一掃できるように感じる。これには1時間半くらいは必要なので、朝は余裕をもったプランにしておくと良いだろう。

睡眠に問題を抱えていると、出先で寝られない不安から外出が億劫になり友人と疎遠になったり引きこもりがちになる。これは人生の幸福度を下げてひいてはうつ病へ転がり落ちる蟻地獄の入り口。冒頭に紹介した不眠症の定義に当てはまるなら、軽度のうちに手軽な睡眠外来などを受診して「クスリさえ飲めばいつでもどこでも寝られる」状態にしておくと安心だ。