生き難さを克服した僕が次に書くこと

最近、ブログを書く手が進まない。

自分の生き難さをさらけ出すと同時に、それに対して具体的な対応策を実践してみせるこのブログ「無職は恥だが癖になる」。大衆に馴染めなくても多民族国家に移住すればある程度普通に働けるという僕の発見と、うつ病ダラリーマンがそこに至るまでの具体的なノウハウを同じような境遇の人達に知ってほしかった。英語とか、手に職とかね。実はそこには日本の自殺率を少しでも下げたいという野望もあったり。

それが2年前。

ところが記事になりそうな生き難さを片っ端から克服していった結果、この2年で僕はすっかり変わった。

かなり満足いく方向に。

なんていうか、毎日充実している。そもそも夜ちゃんと寝られるし、情熱を持って取り組むべきことがあり、一緒に時間を過ごしたい人もいる。おまけに好きな場所で好きな時間に出来る仕事も手に入って、もう人生言うことなし。このまま進めば良いんだという確信がある。強いて言えばアルコールに依存気味なことだけど、それも生活に支障が出ているわけじゃない。

あと、自分の中でエネルギーを振り分ける順位付けが確立したのもデカかった。ブログのコメント機能を切りSNSを消して、現実世界の本当に付き合うべき少数の人間関係に集中することにした。それから衝動的に機械学習や編み物やピタゴラ装置や電子工作を始めるのを気合で止めて、Linuxサーバの安定運用とWebサイト構築に興味を絞ることにした。

でもその結果このブログの趣旨に合うネタが無くなってしまうとは。こういう展開は想像していなかった。

ししもんブログ辞めないってよ

まぁ、とはいえこういう事態は初めてじゃない。僕は高校生のころからネットに文章を撒き散らしてきただけに、もはや定期イベントとさえ言える。

今回みたいに努力しようとしまいと、人間の考え方や生きる方針は時々刻々と変わっていく。人によってそのスピードは異なるのだろうけど、僕の場合はだいたい2年で過去の自分を別人に感じるほどに変わってしまう。それ以前に書いた文章を読むと、納得できないというか、己の幼稚さを嫌悪する。これが原因で今まで潰してきたサイトは数知れず(5つくらいかな)。

でもね。

今回は違う。このブログに書いてきた内容に不満があるのではなく、ネタにしようと必死に取り組んで課題を乗り越えてきたからこそ今の自分がある。だからここで必要なのはブログのリセットではなく、バージョン2へのアップデートだ。

ノマドの目から見える風景を書く

さぁ今後は何を書いていこうか。

先週くらいからずっとこれを考えてきたんだけど、ノマドとして世界各地を転々としていく僕の目から見える風景を描写していくことに決めた。海外ノマドってどこか捉えどころがない印象を僕は今まで持っていて、自分がそれになるなら実際どんな感じなのか鮮明な文章で表現できれば面白いんじゃないかと。

せっかく普通じゃない人生を選ぶなら、それをコンテンツにしない手はない。

更新が滞っているのに毎日トップページを直接確認してくれる方々に感謝。今後とも勢力的に更新していくので変わらぬご贔屓を賜りたく。どうぞよろしくね(=^・・^=)♬