いや~、新年早々スランプに陥ってしまいまして(=^・・^;=)
年末年始にかけて読者の皆様からお年玉(投げ銭)とメッセージを立て続けに頂き、総じてポジティブなご感想を噛み締めながら実家のコタツに埋もれていたところ、結局新しい記事はいつまで経っても書けずじまい。
海外に活路を見出した発達障害のブログって無いなー。ブルーオーシャンなんじゃないかなー。くらいな軽いノリで始めたのに、早いもので運営4年目に入ろうとしている。500記事以上も徒然草なるままに、ときに発達障害にも海外にも関係ないトピックも書き殴ってきた結果、ほんとうに様々な方々が、様々な記事に、様々な評価をしてくださっていることを、ヒシヒシと感じたわけです。
ところが僕ときたら、11月に帰国して以来、「大衆からズレた結婚・家族」にまつわるネタを探そうと日本の街を、道行く人々を、眺めてきたのです。
というのも。
このブログのしょぼい「結婚」のカテゴリが、全然ネガティブな内容にも関わらず、検索から無視できない程度に読まれてるんですね。すなわち、ネガティブでありながら感情的全否定でもない「ユルめの結婚ディス」に、コンテンツとして一定の需要があるらしい。うーむ、「結婚」のカテゴリを拡充したいな。
広告収入のために(=^・・^=)♬
でも頂いた多数のメッセージから読者の「視点」を具体的に知ってしまったものだから、みんなが求めているのはコレじゃないだろうと。それで温めていた脳内ネタ帳や脳内下書きたちが、ごっそりとボツになってしまったわけです。
じゃあ、何を書こう。実家のコタツでミカンを合計150個くらい消費しながら考えあぐね、結局何も書かないまま仕事初めを迎えましたとさ。
ちゃんちゃん。
アポスティーユ認証
ま、要するに、読者の需要を狙った通りに満たすような器用な文章を、僕は逆立ちしても書けないんだな。ならばせいぜい、自分の目で見て感じたことを、今まで通り時間をかけて、できるだけ丁寧に描写しようと思い至った次第です。
というわけで今日は外務省に行ってきた。
東京都千代田区霞が関にある、泣く子も黙る伏魔殿、ガチでマジの外務省である。別に悪いことをしたわけじゃないんだけど、あの官庁街に行くと自分がなにやら悪いことをしているような気分になるよね。税金払ってないからかな(=^・・^=)?
今日僕が外務省に出頭したのは、戸籍謄本と戸籍抄本に対して、アポスティーユ認証というのをもらうためだ。
アポスティーユ認証。調べたけど、何なのかよく理解できなかった。ハーグ条約というのに加盟している国々の間で公証手続きを…まで読んだところで、僕の脳が「ストレスが限界値を超えています!防御シールド【バカの壁】展開!セーフモードで再起動してください」ってな感じになってしまい、結局正体不明の認証をもらいに、外務省に行く羽目になった。
オランダの行政都市デン・ハーグには行ったことがあるんだけど、ハーグ条約を理解するのには一切役に立たない。これがバックパッカー経験など無意味だと言われる所以である。
そんなことはどうでもいい。問題はそこではない。
無駄なことを考えていたものだから、戸籍謄本と戸籍抄本をアポスティーユ認証してもらいに外務省に向かっているのに、肝心要の戸籍謄本と戸籍抄本を実家に置いてきたことに気づいた。バスの中で。
ししもんは事務手続きと書類の管理が絶望的に苦手なのである。
そもそも戸籍謄本と戸籍抄本を取り寄せる過程でも失敗した。「本籍地」の市役所に行かなくてはいけないのだけど、本籍とはなんと!実家の住所ではないのである!そんなことってありえる?今では親戚すら住んでない縁もゆかりも無い「本籍」に、いったいなんの意味があるのだろう。ししもんはハーグ条約がわからないけど、本籍という制度が無駄だってことは確信したね。
さて。無駄足を踏んでからの、こんどこそ本当に外務省である。
今晩のおかずでも考えてるんだろう、微動だにしない機動隊員の側を通り抜け、身分証に期限切れの免許証を出すという僕の凡ミスに気付かない抜作警備員をかいくぐり、やってきました外務省認証班。なんかこの建物は田中真紀子が騒いでいたときにニュースで見たことがある気がする。
堅牢な外務省の建物のなかで、おそらく唯一一般に開かれている認証班は、なんとなく在シンガポール日本大使館(通称歯医者)と雰囲気が似ている。狭く細長いスペースに、申請用紙を書く机と、長椅子が置いてあるだけ。郵便局からお歳暮コーナーを取っ払ったような、風流や美意識の対局にある内装だ。
その向かいにガラスを挟んでマスクをした女性職員が3人で対応している。外務省の人たちはこんな殺風景な場所で毎日8時間も働いて鬱にならないのだろうか。その間ずっとマスクをしていて息苦しくないのだろうか。
外務省に勤めるとなれば、そりゃエリート国家公務員様たちなんだろう。でもこの窓口業務は…。ちょっと大変そう。
なにしろアポスティーユ認証が何かも理解しないままアポスティーユ認証を取りに来るようなライオンとか、名前が違うパスポートを頑なに自分のものだと主張する実に微笑ましい中国人とか、ゴミみたいな連中を毎日何百人もさばかねばならない。ゴミと空気を共有したくないから全員マスクをしているのかもしれない。こんな泥仕事をさせられるとは、彼女らも国家公務員を目指すときに予想してなかっただろうな。
番号札をとって待つこと5分。平日の昼過ぎだけあって、すぐに僕の順番がやってきた。
「オランダですね~。これ戸籍謄本と戸籍抄本が2枚ありますけど?」
はい、見た感じ同じっすよね。どっちが必要なのか脳がバカの壁発動しちゃったんで、念の為両方取り寄せて両方とも持ってきました(=^・・^=)♬
「???」
いや、両方ともアポスティーユ認証して公式翻訳にかけて、オランダで怒られたら差し替えようかな、みたいな(=^・・^=)♬
「どちらが必要かわからないから両方アポスティーユ認証する、ということは出来ません」
え、マジどうしてですか(=^・・^;=)?
「両方アポスティーユ認証するということは出来ないんです」
ケチ!!!!(=^・・^#=)
事務手続きのストレスがヤバい
外務省はドケチの伏魔殿である。将来ししもんが天下を取ったら田中真紀子をもっかい差し向けてBBA砲で内務省にしてやる(=^・・^#=)
書類に政府のハンコもらうだけなのに、事務手続きのストレスがヤバい。もうオランダ行かなくてもいいんじゃないかとさえ思えてきた。
やれやれ、どうなることやら。