オキシトシン、セロトニン、ドーパミンが3つともぶっ壊れている気がする

満員電車にさよなら、対人関係にさよなら、目覚まし時計にさよなら。ということで、在宅フリーランス稼業も早いもので3年目。前半は東南アジアを流浪しながら修行していたから、正確には在宅じゃないけど…。

もろもろのストレスから解放され、サラリーマン時代と比べると全体的に体調は良い。

しかし、それでもやっぱりスッキリ爽快からは程遠く、今後もこのブログのネタに困ることは無さそうだ。

すべての不調の原因は、結局、睡眠の質が悪いことにある。これはもう、ストレスとか原因によるものではなく、漠然とした体質の問題なんだろうな。

今思えば子供の頃から寝つきが悪かった。でも子供時代はそれが普通だったわけで。自分が睡眠の問題を抱えていることを自覚したのは、うつ病になって本当にまったく寝られなくなった時だ。

今は当然その時よりは寝られている。でもApple WatchのAutoSleepというアプリで測る限り、最近は平均して70点くらいの睡眠しか取れていない。生きていく上で大きな問題はないだろうけど、やっぱりもっと深く寝られたら、人生変わるんじゃないかなぁ。

すべては脳内物質?

最近読んだ本に、幸福を司る脳内物質には大きく3種類あると書いてあった。言わずと知れたオキシトシン、セロトニン、ドーパミンである。

なんか僕の場合、この3つともぶっ壊れている気がしてならない。

オキシトシンは愛情ホルモンとか言われているように、パートナーや赤ちゃんと戯れているときに感じる幸福を司っている。

ところが僕は他人といると変な言動をして機嫌を損ねないかビクビクしてしまうし、実際変な言動をして空気が悪くなって逆ギレぎみにイライラしてくるし、赤ちゃんに至っては落っことして壊しちゃいそうで恐怖しか感じない。Little Nightmares 2という、陶器でできた子供の頭をカチ割っていくホラーゲームがあるんだけど、あんな感じを想像してしまう。

唯一、あぁ今オキシトシン出てるぅと感じるのは、ワン様やおキャット様と戯れているとき。でも、それも2分くらいで飽きる。まぁワンニャンも2分くらいで僕に飽きるので、彼らとは今後も仲良くやっていけそうであるU^ェ^U(=^・・^=)

セロトニンは安心ホルモンとか言われるように、日常の安心感や平常心を司っている。

ところが僕ときたら、朝から晩までワサワサと常に動き回ってばかり。ラズベリーパイという小型コンピュータで自分を監視する仕組みを作っていて、いつか時間ができたら機械学習で集中力が途切れた動きを検出し、ピコピコハンマーで喝を入れるシステムを作りたいと思って、4年くらい経った。

そんなことはどうでもいいとして。自分の行動記録を見る限り、マジでじっと止まっている瞬間は1日のうちぜいぜいエスプレッソマシンから黒い液体が湧き出るのを眺めている時くらいなもの。

だからオランダの我が家「ししもんの巣」には椅子がない。スタンディングデスクで立って仕事してるし、どうせすぐに気が散って部屋をウロウロするので座る必要性がないのだ。Apple Watchで計測する限り、1日1万歩とか楽勝である。

僕に安心感や平常心など存在するのか。ラズパイが記録した自分の挙動を見る限り、セロトニンが出ている感じがしない。

このままでは人間としてさすがにヤバいのではないかと焦り、瞑想に本格的に取り組んで、最近はなんか会得した感を得ている。この瞑想で出る脳内物質が、ドーパミンである。

ドーパミンは快楽物質とか脳内麻薬とか言われることもあり、セロトニンやオキシトシンよりも、もっと直接的に気持良さを司っている。

このブログで何度も書いてきたように、僕は長らくアルコール依存症で、酒を完全に断って1年7か月経った今でも、ふと疲れると酒が飲みたくてたまらない。このように、強い依存を引き起こすのも、またドーパミンの仕業。

ドーパミンの出方によって依存症になりやすい体質というのが決まるらしく、つまりは僕は遺伝的にドーパミンの働きが異常なのである。

やっぱり僕の脳では、オキシトシン、セロトニン、ドーパミンが3つともぶっ壊れている気がしてならない。

マリファナどうでしょう?

良く勘違いされるけど、オランダでも大麻は違法である。

でもルールを守る限りは取り締まらないという方針だから、事実上どの街でも昼間から普通に買える。600円くらい。

感覚としては、酒、たばこ、マリファナは同列というノリ。ちなみにこの3種の神器のうち、オランダ人的に一番危険と思うのはアルコールらしい(=^・・^;=)

そんなことはどうでもいいとして。せっかくオランダに移住したんだし、睡眠の質向上にマリファナのTHCを利用できないかと、去年半年くらいかけていろいろ実験した。この過程はとても興味深いので別の記事に詳しく書くとして、とりあえずマリファナ実験は失敗した。

睡眠の質の改善、メンタルの安定化、脳内物質の正常化。どれをとっても大麻で劇的改善は見られなかった。

というのも。

マリファナを麻薬たらしめているTHCという物質は、脳内でGABAという神経伝達物質を阻害し、その結果 ドーパミン の放出を増加させるのである。GABAとは日本だとチョコに無駄に混入されてるアレだ。

睡眠の質を上げるにはメンタルを安定させる必要がり、メンタルの安定には、僕のぶっ壊れた脳内物質3銃士を正常化する必要がある。
それなのにマリファナはドーパミンをだけ強化するものだから、ぜんぜん意味ないというわけ。

めでたしめでたし。

めっちゃ仕事が忙しく、しばらくちゃんと休みを作れていない。この記事は日曜日の夜にようやく時間をとって書いているんだけど、昨夜もよく眠れず、ヘナヘナした内容になってしまった。そのうち頭がちゃんと働く日にマリファナ人体実験記をまとめるんで、今日は適当でも許して(=^・・^;=)